Entries
スポンサーサイト
- --------
- カテゴリ : スポンサー広告
- コメント : -
- トラックバック : -
アルベルト・ベルトーニのこと
この友人は、元々私と主人(川崎透)がアメリーゴで働いていた7年前によくアメリーゴにやってきていて知り合ったんだけど、たしかその時は彼の育てているGermana(野生の鴨)を持ってきていたり、彼の作っているフォッサ(チーズ)を持ってきたりしていたんだと思う。アメリーゴのオーナー・アルベルトの友人です。ただ、とても変わり者で街中の人たちが「モンテ セヴェロの王子さま」と言ってからかったりしていますが、友達も多くて人気者です。

本当の彼の仕事はタイル屋。タイルを売ったり、床や壁に張ったりする職人さんでサヴィーニョに展示場兼店舗をもっています。でも、家ではさまざまな動物を飼ったり野菜や果物を育てていて、ほとんど自給自足、そしてアメリーゴなどのようなレストランに売ったりしていました。
家にもよく遊びに行って、彼の家で育てた豚をハムやサラミにしたり、仔豚の丸焼きパーティーをやったりしたものです。
彼の興味は幅広く、特に食に関しては自然派を好み自分で出来るものは自分で作ってしまうのです。彼の作ったサラミやプロシュートは7年前も食べましたがあくまで自家用で完成度は低かったと思うのですが、それでも自分達で作った、という価値がありました。
そして、彼の家の庭(といっても敷地はかなり広く見渡せないくらい広い)を探索して色んな動物を見て歩くのがとても楽しみでした。
今回久しぶりに再開していろいろと話をしたのですが、あれから「モーラ・ロマニューラ」という品種の豚(イノシシとのかけあわせでエミリアロマーニャ特産の豚)を育て始め、それをプロシュートなどにして販売していると言う。そして、自分の部屋(本当に彼の寝ている寝室)に自分で薪窯を作ってそこで自分でパンを焼いているのだそうだ。そして、たまに彼の育てたウサギや豚を食べにくるお客があるそうで、彼の家がさながらプライベートレストランになるのだという。そこでは、ふつうレストランでは食べられない料理が食べられるのでそういうのが好きな人が口コミで来るらしい。彼の焼いたパンを食べさせてもらったが本当に美味しい。これは彼の友達が作っている無農薬の小麦を石臼で挽いた全粒分を使っていて、天然酵母は800年前から継ぎ続けられたものを使っているそうだ。(本当かどうかは??)
そんなことを真剣にやっていると本業がおろそかになるのでは?と思うんだけども、彼はイキイキとそんな話をしてくれる。自分で大切に育てた物が一番おいしいし、友人が大切に育てたものが一番美味しいんだよ。と。スーパーマーケットでは買えないけどね。と。
彼の家の動物達・・・




モーラ・ロマニョーラ
そして、その無農薬で小麦を育てている友人のところに連れて行ってもらった。野菜や豚も育てているとのこと。今日の晩御飯用の野菜もそこで買おうということになった。
とても素敵なお家で、家の中に案内してくれて、まあ、ワインでも飲んでいきなよ。とご主人にすすめてもらったがジュースでいいです、とお願いしてジュースとクルミをいただきながらいろんな話をする。自然を愛しているという感じのすごくする優しそうな方。
そして、奥様がほとんど野菜や小麦、豚を育てているそう。とても素敵な方で畑に案内してもらい、今日食べる野菜を選ぶ。色んな料理のレシピや野菜の話などを聞きながら畑に植えてある野菜を「これがそろそろ食べごろね」「これはもう育ちすぎだわ」などと言いながら選んでくれる。ベルトーニの家ではほとんどが自分の家で育てた肉や野菜を食べるので、買い物はあまりしないらしい。自分の家にない野菜が欲しい時はこの様に友人のところに来てほとんどただでもらって来たり買ったりするんだそう。
ここで育てた小麦をひいてもらっているという石臼のモリーノ(小麦挽屋)を紹介してもらって見に行くことに。河の水を利用した水車を使って石臼をまわしています。
色んな小麦粉を売っていたので買ってみました。
そして、彼の家で今日買った野菜を使って晩御飯。彼の作ったモーラ・ロマニョーラのプロシュートもいただいたがこれが涙が出るくらい美味しい!彼が一枚ずつ、その場でカットしてくれます。身が引き締まっていて、味わいが深く濃い、けどさっぱりしていていくらでも食べれそうな味です。これはもう、立派な商品価値のあるものです。どこに出してもというか、高価で販売しても売れることでしょう。
もちろん、実際もう販売してるんだけど・・・
大量生産じゃないし、すごく手間のかかった貴重なものなので食べたいと思ってもなかなかむずかしいのですがそういうものがたくさん身近にあるのがイタリアの生活なのでしょうね。日本にも彼らのような生産者が身近にいれば・・・と思うのですが。
彼の作ったノチーノは昔から私たちの店で使わせてもらっていますが、また今回も少し分けてもらえることになったので、楽しみにしてください。
7年前に住んでいたときも、気が合った私達はいつもいろいろと遊びに行ったり食べに出かけたりしていて、スキー旅行に連れて行ってくれたりすごく良くしてくれていたのですが、今回も相変わらず私の為に色々と世話を焼いてくれています。自営業だけどとても仕事が忙しいのに、私が休みの月曜日はなるべく空けてくれて私のやりたいことにつきあってくれています。看板作りもそのひとつですが、看板を作るための下準備や買い物などいろいろと動いてくれます。たまに私も彼の仕事が月曜日に少しあるときは一緒に手伝ったりして。今、ちょうど彼がやっている仕事が新しいレストランの床や壁にタイルを張る仕事。かなり大きい広いところで一階がレストラン(ピッツェリア)で2階と3階にはスポーツクラブが出来るそうでその建物ごとぜんぶを彼がひとりでやっています。
その一階のレストランにはピッツァを焼くための焼釜があって、オートマチックに中の石が回るようになっていて(回転式)数枚一緒に入れても同じように焼けるそうです。
厨房なども最新式のドイツのもので、二人で約50席以上ある客席の店をまわせるそうです。
彼の家の彼の部屋も彼が自分で作り上げている途中(?)という感じで、自分の好きなようにデザインして作っている感じです。部屋には自分で作った焼釜の他にカミーノ(暖炉)もあってそこでは肉や栗を炒ったり出来ます。卓球台が置いてあって、毎週日曜日は必ずこの辺では彼と1・2を争う友人と試合をします。10勝したほうが勝ち(?)らしくいつも10対9で今回は勝ったとか負けたとか言っています。
今度は今年とれた大きな大きなかぼちゃをくりぬいて天井からぶら下げて電気の傘にしようとしているみたいです。何かと自作するのが楽しいみたいです。次は日本の畳でベッドを作りたいと話していました。本当にこの辺では見かけない変わり者です。
いつか日本に遊びにおいで!といったら「何でもいいから仕事をくれれば行くよ!遊びに行くのはいやだよ」と言っていたので、ダニエラで働いてもらおうかな。彼なら何でもやるでしょう。
この友人は、元々私と主人(川崎透)がアメリーゴで働いていた7年前によくアメリーゴにやってきていて知り合ったんだけど、たしかその時は彼の育てているGermana(野生の鴨)を持ってきていたり、彼の作っているフォッサ(チーズ)を持ってきたりしていたんだと思う。アメリーゴのオーナー・アルベルトの友人です。ただ、とても変わり者で街中の人たちが「モンテ セヴェロの王子さま」と言ってからかったりしていますが、友達も多くて人気者です。

本当の彼の仕事はタイル屋。タイルを売ったり、床や壁に張ったりする職人さんでサヴィーニョに展示場兼店舗をもっています。でも、家ではさまざまな動物を飼ったり野菜や果物を育てていて、ほとんど自給自足、そしてアメリーゴなどのようなレストランに売ったりしていました。
家にもよく遊びに行って、彼の家で育てた豚をハムやサラミにしたり、仔豚の丸焼きパーティーをやったりしたものです。
彼の興味は幅広く、特に食に関しては自然派を好み自分で出来るものは自分で作ってしまうのです。彼の作ったサラミやプロシュートは7年前も食べましたがあくまで自家用で完成度は低かったと思うのですが、それでも自分達で作った、という価値がありました。
そして、彼の家の庭(といっても敷地はかなり広く見渡せないくらい広い)を探索して色んな動物を見て歩くのがとても楽しみでした。
今回久しぶりに再開していろいろと話をしたのですが、あれから「モーラ・ロマニューラ」という品種の豚(イノシシとのかけあわせでエミリアロマーニャ特産の豚)を育て始め、それをプロシュートなどにして販売していると言う。そして、自分の部屋(本当に彼の寝ている寝室)に自分で薪窯を作ってそこで自分でパンを焼いているのだそうだ。そして、たまに彼の育てたウサギや豚を食べにくるお客があるそうで、彼の家がさながらプライベートレストランになるのだという。そこでは、ふつうレストランでは食べられない料理が食べられるのでそういうのが好きな人が口コミで来るらしい。彼の焼いたパンを食べさせてもらったが本当に美味しい。これは彼の友達が作っている無農薬の小麦を石臼で挽いた全粒分を使っていて、天然酵母は800年前から継ぎ続けられたものを使っているそうだ。(本当かどうかは??)
そんなことを真剣にやっていると本業がおろそかになるのでは?と思うんだけども、彼はイキイキとそんな話をしてくれる。自分で大切に育てた物が一番おいしいし、友人が大切に育てたものが一番美味しいんだよ。と。スーパーマーケットでは買えないけどね。と。
彼の家の動物達・・・




モーラ・ロマニョーラ
そして、その無農薬で小麦を育てている友人のところに連れて行ってもらった。野菜や豚も育てているとのこと。今日の晩御飯用の野菜もそこで買おうということになった。
とても素敵なお家で、家の中に案内してくれて、まあ、ワインでも飲んでいきなよ。とご主人にすすめてもらったがジュースでいいです、とお願いしてジュースとクルミをいただきながらいろんな話をする。自然を愛しているという感じのすごくする優しそうな方。
そして、奥様がほとんど野菜や小麦、豚を育てているそう。とても素敵な方で畑に案内してもらい、今日食べる野菜を選ぶ。色んな料理のレシピや野菜の話などを聞きながら畑に植えてある野菜を「これがそろそろ食べごろね」「これはもう育ちすぎだわ」などと言いながら選んでくれる。ベルトーニの家ではほとんどが自分の家で育てた肉や野菜を食べるので、買い物はあまりしないらしい。自分の家にない野菜が欲しい時はこの様に友人のところに来てほとんどただでもらって来たり買ったりするんだそう。
ここで育てた小麦をひいてもらっているという石臼のモリーノ(小麦挽屋)を紹介してもらって見に行くことに。河の水を利用した水車を使って石臼をまわしています。
色んな小麦粉を売っていたので買ってみました。
そして、彼の家で今日買った野菜を使って晩御飯。彼の作ったモーラ・ロマニョーラのプロシュートもいただいたがこれが涙が出るくらい美味しい!彼が一枚ずつ、その場でカットしてくれます。身が引き締まっていて、味わいが深く濃い、けどさっぱりしていていくらでも食べれそうな味です。これはもう、立派な商品価値のあるものです。どこに出してもというか、高価で販売しても売れることでしょう。
もちろん、実際もう販売してるんだけど・・・
大量生産じゃないし、すごく手間のかかった貴重なものなので食べたいと思ってもなかなかむずかしいのですがそういうものがたくさん身近にあるのがイタリアの生活なのでしょうね。日本にも彼らのような生産者が身近にいれば・・・と思うのですが。
彼の作ったノチーノは昔から私たちの店で使わせてもらっていますが、また今回も少し分けてもらえることになったので、楽しみにしてください。
7年前に住んでいたときも、気が合った私達はいつもいろいろと遊びに行ったり食べに出かけたりしていて、スキー旅行に連れて行ってくれたりすごく良くしてくれていたのですが、今回も相変わらず私の為に色々と世話を焼いてくれています。自営業だけどとても仕事が忙しいのに、私が休みの月曜日はなるべく空けてくれて私のやりたいことにつきあってくれています。看板作りもそのひとつですが、看板を作るための下準備や買い物などいろいろと動いてくれます。たまに私も彼の仕事が月曜日に少しあるときは一緒に手伝ったりして。今、ちょうど彼がやっている仕事が新しいレストランの床や壁にタイルを張る仕事。かなり大きい広いところで一階がレストラン(ピッツェリア)で2階と3階にはスポーツクラブが出来るそうでその建物ごとぜんぶを彼がひとりでやっています。
その一階のレストランにはピッツァを焼くための焼釜があって、オートマチックに中の石が回るようになっていて(回転式)数枚一緒に入れても同じように焼けるそうです。
厨房なども最新式のドイツのもので、二人で約50席以上ある客席の店をまわせるそうです。
彼の家の彼の部屋も彼が自分で作り上げている途中(?)という感じで、自分の好きなようにデザインして作っている感じです。部屋には自分で作った焼釜の他にカミーノ(暖炉)もあってそこでは肉や栗を炒ったり出来ます。卓球台が置いてあって、毎週日曜日は必ずこの辺では彼と1・2を争う友人と試合をします。10勝したほうが勝ち(?)らしくいつも10対9で今回は勝ったとか負けたとか言っています。
今度は今年とれた大きな大きなかぼちゃをくりぬいて天井からぶら下げて電気の傘にしようとしているみたいです。何かと自作するのが楽しいみたいです。次は日本の畳でベッドを作りたいと話していました。本当にこの辺では見かけない変わり者です。
いつか日本に遊びにおいで!といったら「何でもいいから仕事をくれれば行くよ!遊びに行くのはいやだよ」と言っていたので、ダニエラで働いてもらおうかな。彼なら何でもやるでしょう。
まとめて貯めていた記事をアップします。
サヴィーニョの村には本当にお店が少ないんだけど、どこの店もだいたい同じ感じの看板が付けられている。しかもそれぞれ凝っていて形も普通ではなくて両端を巻いてあったり、破れたふうにデザインされていたり、あといろんな絵が書いてある物もあるんだけどとても個性的。アメリーゴの看板も、形は普通だし絵もないけど文字の雰囲気がとても個性的でアメリーゴをよく表していると思う。




私もダニエラにこんな看板を付けれたらいいな・・・と思っていると、友人のベルトーニの家に遊びに行ったらこんな物が彼のハーブ畑にあった。自分で作ったんだと言うので「私にも作ってよ!」とお願いしたら、「ぜんぜん、いいよ!」と言ってくれた。

そう、彼は何でも自分で作ってしまう男。さっそく、じゃあお店の看板を・・・こんな感じで・・・アンナ感じで・・・と休みの日を使って色々と看板を見てまわったりして構想を練って、仕上がりのイメージを決める。絵や形に少しこだわって、せっかく作るんだからと凝った物になってきたので、彼は「文字だけだったらぼくだけでも出来るけど、お店の看板だし、絵を書いたりデザインしたりするのは僕ではちょっとむずかしいな・・・。彼に頼もう。」と、言い出した。
「彼?」彼とはサヴィーニョの街の店中に使われている看板を作った人、マッシモさんでした。二人は仲の良い悪友らしい。彼の工房に行くと、とりあえずワインを出されて乾杯。子猫が走り回って遊んでいる中、さっそくデザイン画を書いてもらう。
さすが、こだわる人。「出来れば、こういう形にしたいんだけど」と自分のイメージにどんどん変えていく。こちらも気に入らない物は却下。ベルトーニも自分の看板じゃないのに「それは気に入らない!良くないよ、ぜんぜん!」と意見がきびしい。
色んな良い案が出たのですが、日本の建物のサイズに合わせて作るというのがけっこうネックであまり大きな物が作れないしバランスも違ってくるので、だいぶその辺で却下になります。でも最終的に私の希望に近い、「シンプルだけど雰囲気もあり、凝ってもいる」ものに決めました。材料の購入なども全部お願いしておまかせします。
数日後、もう下地がだいたい出来たので色とかサイズを見てほしいというので見に行ってきました。





もうすでにすばらしい出来です!!私が思っていたよりずっと良いものが出来上がりそうです。さすがにアイデアとセンスがある人に任せると、私のイメージをはるかに超えてきました。うれしい。出来上がりがまたとても楽しみになりました。
あと、ここにいるのも残り少ない時間なのでがんばって書いてもらいます。
ありがとう!みなさんも楽しみにしてくださいね!!
サヴィーニョの村には本当にお店が少ないんだけど、どこの店もだいたい同じ感じの看板が付けられている。しかもそれぞれ凝っていて形も普通ではなくて両端を巻いてあったり、破れたふうにデザインされていたり、あといろんな絵が書いてある物もあるんだけどとても個性的。アメリーゴの看板も、形は普通だし絵もないけど文字の雰囲気がとても個性的でアメリーゴをよく表していると思う。




私もダニエラにこんな看板を付けれたらいいな・・・と思っていると、友人のベルトーニの家に遊びに行ったらこんな物が彼のハーブ畑にあった。自分で作ったんだと言うので「私にも作ってよ!」とお願いしたら、「ぜんぜん、いいよ!」と言ってくれた。

そう、彼は何でも自分で作ってしまう男。さっそく、じゃあお店の看板を・・・こんな感じで・・・アンナ感じで・・・と休みの日を使って色々と看板を見てまわったりして構想を練って、仕上がりのイメージを決める。絵や形に少しこだわって、せっかく作るんだからと凝った物になってきたので、彼は「文字だけだったらぼくだけでも出来るけど、お店の看板だし、絵を書いたりデザインしたりするのは僕ではちょっとむずかしいな・・・。彼に頼もう。」と、言い出した。
「彼?」彼とはサヴィーニョの街の店中に使われている看板を作った人、マッシモさんでした。二人は仲の良い悪友らしい。彼の工房に行くと、とりあえずワインを出されて乾杯。子猫が走り回って遊んでいる中、さっそくデザイン画を書いてもらう。
さすが、こだわる人。「出来れば、こういう形にしたいんだけど」と自分のイメージにどんどん変えていく。こちらも気に入らない物は却下。ベルトーニも自分の看板じゃないのに「それは気に入らない!良くないよ、ぜんぜん!」と意見がきびしい。
色んな良い案が出たのですが、日本の建物のサイズに合わせて作るというのがけっこうネックであまり大きな物が作れないしバランスも違ってくるので、だいぶその辺で却下になります。でも最終的に私の希望に近い、「シンプルだけど雰囲気もあり、凝ってもいる」ものに決めました。材料の購入なども全部お願いしておまかせします。
数日後、もう下地がだいたい出来たので色とかサイズを見てほしいというので見に行ってきました。





もうすでにすばらしい出来です!!私が思っていたよりずっと良いものが出来上がりそうです。さすがにアイデアとセンスがある人に任せると、私のイメージをはるかに超えてきました。うれしい。出来上がりがまたとても楽しみになりました。
あと、ここにいるのも残り少ない時間なのでがんばって書いてもらいます。
ありがとう!みなさんも楽しみにしてくださいね!!
ここサヴィーニョに来てから記事のアップがなかなか出来ないでいます。仕事の他にもやることがたくさんでしかも引越しでばたばたしていました。最初の数日はアメリーゴのやっているホテルに泊めてもらっていたのですが、アパートが準備できたのでそっちに移りました。引越し先は500年前の建物を改築してきれいにしたところ。とても広くてカミーノ(暖炉)までついているのですが他には何も無くて、しかも最初は水道の蛇口をひねると変なところから水が出てきたり、お湯が出なかったりいろいろハプニングがおこりながらも今は全て整いました。
この一ヶ月間、サヴィーニョに居座ってアメリーゴの仕事を見せてもらっているので、アメリーゴのことについてもうちょっと詳しく紹介したいと思います。


ここは、ボロニェーゼで有名な(?)ボローニャから30kmくらい離れた田舎町です。小さな村なのでスーパーが一軒だけ、パン屋と肉屋、文房具店など最小限な店があるくらいで街を往復するのに5分あればいい位のところです。普段は人影のない街ですが、毎週火曜日の朝市になるとすごい人でごったがえします。といってもいつもの面子で知ってる人ばかりですが・・・
「コッリ・ボロニェーゼ」といって小高い丘が続くとても景色が良いところで自然に囲まれて過ごすために別荘なんかも多いのですが、街を歩く限り、そんな雰囲気はあまりかんじません。
月に一回、アンティークの市が開かれるのですがその時はどこからこんなに・・・というくらい人がやってきます。かなり遠くからわざわざやって来る人も多いみたいです。私も楽しみにしている市ですが、がらくたのようなものがたくさん売っていてその中に掘り出し物が隠れているので、かなり真剣に見てまわる必要があります。でも、日曜日に開かれるのでランチの営業が始まるまでの1、2時間だけ見ることが出来るのですが、私はいつも欲しい物だらけになるので丁度いいんでしょうね。


今回、私が購入した物達。調理道具やグラス、天然素材のせっけん。

そんな小さな街にぽつんとあるアメリーゴですが、世界中からお客さんが食べにやってきます。何が有名かというと特に「トリュフ」がスペシャルなのです。これほどたくさんトリュフをかけて出してくれる店はないんじゃない?というくらいトリュフ満載の料理がここの名物料理となっています。
もちろん、料理自体も美味しいのですがいわゆる郷土料理をベースとした料理ですので先端を行く、という感じではありません。昔ながらのなんだかなつかしい味のする料理を堪能できるのが本来のこの店の楽しみ方でしょう。たとえば、「タリアテッレ ボロニェーゼ」(ラグー)とか「トルテッリーニ イン ブロード」といった料理です。「ラザーニャ」もオープン当初からのメニューだったそうですが、今はメニューから外れています。
やはり、手で伸ばした手打ちパスタが本来のスペシャリタだと私は思っています。
それと、ちょうど今の時期こちらではすでにはじまったジビエ料理もおすすめです。カチャトーレ(猟師さん)が取れた獲物を直接お店に売りに来ます。
カチャトーレとオーナー・アルベルトの交渉風景

武器は持っていませんよ!!とのアピール。 でも腰に巻いているのは散弾銃の弾・・・

今日の獲物は野うさぎと山鳩だよ!と自慢しながら、使い終わったばかりの散弾銃の弾の抜け殻を「におってごらん、さっき使ったばっかりって判るから」と言いながらくれる。火薬のこげた匂い。初めて見ました。
野うさぎは赤ワインで煮込み料理に、山鳩はアルフォルノや煮込み料理、キジはパスタのソースにも使われています。今の時期はポルチーニやジロール茸もたくさん使われていて秋の味覚を感じます。
この辺りで獲れた食材をうまく調理して組み合わせていて、見ていても楽しい料理が多くて、モデルナ(新しい、先端をいく料理)では無いけど、とても新しい組み合わせや斬新な盛り付けなど独特な個性をもったお店です。
今は、日本でもアメリーゴのディスペンサの商品が色んなところで買える様で、新しく代官山にオープンした「イータリー」にも並んでいるそうです(イータリーのオープンのこともアルベルトから教えてもらった・・・)
スローフードもオススメのお店。ぜひ、イタリアに来たときには寄って見てください。
Amerigo のHP
この一ヶ月間、サヴィーニョに居座ってアメリーゴの仕事を見せてもらっているので、アメリーゴのことについてもうちょっと詳しく紹介したいと思います。


ここは、ボロニェーゼで有名な(?)ボローニャから30kmくらい離れた田舎町です。小さな村なのでスーパーが一軒だけ、パン屋と肉屋、文房具店など最小限な店があるくらいで街を往復するのに5分あればいい位のところです。普段は人影のない街ですが、毎週火曜日の朝市になるとすごい人でごったがえします。といってもいつもの面子で知ってる人ばかりですが・・・
「コッリ・ボロニェーゼ」といって小高い丘が続くとても景色が良いところで自然に囲まれて過ごすために別荘なんかも多いのですが、街を歩く限り、そんな雰囲気はあまりかんじません。
月に一回、アンティークの市が開かれるのですがその時はどこからこんなに・・・というくらい人がやってきます。かなり遠くからわざわざやって来る人も多いみたいです。私も楽しみにしている市ですが、がらくたのようなものがたくさん売っていてその中に掘り出し物が隠れているので、かなり真剣に見てまわる必要があります。でも、日曜日に開かれるのでランチの営業が始まるまでの1、2時間だけ見ることが出来るのですが、私はいつも欲しい物だらけになるので丁度いいんでしょうね。


今回、私が購入した物達。調理道具やグラス、天然素材のせっけん。

そんな小さな街にぽつんとあるアメリーゴですが、世界中からお客さんが食べにやってきます。何が有名かというと特に「トリュフ」がスペシャルなのです。これほどたくさんトリュフをかけて出してくれる店はないんじゃない?というくらいトリュフ満載の料理がここの名物料理となっています。
もちろん、料理自体も美味しいのですがいわゆる郷土料理をベースとした料理ですので先端を行く、という感じではありません。昔ながらのなんだかなつかしい味のする料理を堪能できるのが本来のこの店の楽しみ方でしょう。たとえば、「タリアテッレ ボロニェーゼ」(ラグー)とか「トルテッリーニ イン ブロード」といった料理です。「ラザーニャ」もオープン当初からのメニューだったそうですが、今はメニューから外れています。
やはり、手で伸ばした手打ちパスタが本来のスペシャリタだと私は思っています。
それと、ちょうど今の時期こちらではすでにはじまったジビエ料理もおすすめです。カチャトーレ(猟師さん)が取れた獲物を直接お店に売りに来ます。
カチャトーレとオーナー・アルベルトの交渉風景

武器は持っていませんよ!!とのアピール。 でも腰に巻いているのは散弾銃の弾・・・

今日の獲物は野うさぎと山鳩だよ!と自慢しながら、使い終わったばかりの散弾銃の弾の抜け殻を「におってごらん、さっき使ったばっかりって判るから」と言いながらくれる。火薬のこげた匂い。初めて見ました。
野うさぎは赤ワインで煮込み料理に、山鳩はアルフォルノや煮込み料理、キジはパスタのソースにも使われています。今の時期はポルチーニやジロール茸もたくさん使われていて秋の味覚を感じます。
この辺りで獲れた食材をうまく調理して組み合わせていて、見ていても楽しい料理が多くて、モデルナ(新しい、先端をいく料理)では無いけど、とても新しい組み合わせや斬新な盛り付けなど独特な個性をもったお店です。
今は、日本でもアメリーゴのディスペンサの商品が色んなところで買える様で、新しく代官山にオープンした「イータリー」にも並んでいるそうです(イータリーのオープンのこともアルベルトから教えてもらった・・・)
スローフードもオススメのお店。ぜひ、イタリアに来たときには寄って見てください。
Amerigo のHP
今日は、「トルテッリーニ」を40人分作るというので張り切って行きました。今日の夜団体のお客さんが入っているのですが、そのメニューにトルテッリーニが入っているそうです。
40人分と言ってもどれくらいなのか想像つきません。日本の盛り付けと違って山盛りに入れるからです。いつものように、生地を機械で練ってから手でなじませてしばらく寝かせ、その後生地を小分けにしてまた少し休ませます。
生地を1つづつ取り出して伸ばしていきます。
タリアテッレもトルテッリ、トルテッリーニどれも同じ厚さに伸ばすそうです。伸ばし終わった生地を広げて乾燥しないようにカバーをかぶせて端のほうから少しづつカットしていきます。さすがにアンナはなれた手つきでどんどんとカットしてそして、手で少しづつちぎったリピエノをのせていきます。


サイズは2cm角ないくらい。出来るだけ小さいほうがいいと言っていました。
これをどんどんと「トルテッリーニ」にしていきます。手が小さい人でないとむずかしいと思うのですが器用にくるっくるっと巻いていきます。
形はトルテッローニ・トルテッリとおなじ。サイズが小さいだけで名前が変わります。

これを大量に作ってブロードでゆでて、ブロードの中に入れて食べます。「トルテッリーニ イン ブロード」という料理で、このエミリアロマーニャの郷土料理ですが、イタリア全土でお祝い事などの時に食べられます。アメリーゴではもちろん、いつでもこのメニューは食べられます。ちなみに料理のお値段はアラカルトで13ユーロです。今のレートだと1800~1900円くらいですね。でも高くはない値段です。
全部てづくり、しかもアンナは16歳からこの仕事をしているベテランの職人です。そしてジュリアーナ(現オーナーの母であり、アメリーゴ創始者の娘です)はもっとベテランと言っていいでしょう。今は仕事としてやっているわけではありませんが、毎日パスタの時間に出てきてアンナを手伝っています。
作っている間、いろんな話をしながら情報交換の場でもあるのです。
アンナとジュリアーナの話はほとんど私には理解できません。なぜならボローニャの方言でしゃべるからです。かなり方言がきついのですが、私と話するときだけちゃんとイタリア語にもどります。
私も色んな情報をこのパスタを作りながらかれらから教えてもらいます。
これもこのパスタ作りの楽しみのひとつです。

トルテッリーニが作り終わったので、2つ残った生地を私に伸ばさせてくれました。
今日のまかない用です。途中、穴が開いたりしましたがアンナがフォローしてくれて何とか良い具合に出来上がりました。これをカットしてまかないで食べます。
40人分と言ってもどれくらいなのか想像つきません。日本の盛り付けと違って山盛りに入れるからです。いつものように、生地を機械で練ってから手でなじませてしばらく寝かせ、その後生地を小分けにしてまた少し休ませます。
生地を1つづつ取り出して伸ばしていきます。
タリアテッレもトルテッリ、トルテッリーニどれも同じ厚さに伸ばすそうです。伸ばし終わった生地を広げて乾燥しないようにカバーをかぶせて端のほうから少しづつカットしていきます。さすがにアンナはなれた手つきでどんどんとカットしてそして、手で少しづつちぎったリピエノをのせていきます。


サイズは2cm角ないくらい。出来るだけ小さいほうがいいと言っていました。
これをどんどんと「トルテッリーニ」にしていきます。手が小さい人でないとむずかしいと思うのですが器用にくるっくるっと巻いていきます。
形はトルテッローニ・トルテッリとおなじ。サイズが小さいだけで名前が変わります。

これを大量に作ってブロードでゆでて、ブロードの中に入れて食べます。「トルテッリーニ イン ブロード」という料理で、このエミリアロマーニャの郷土料理ですが、イタリア全土でお祝い事などの時に食べられます。アメリーゴではもちろん、いつでもこのメニューは食べられます。ちなみに料理のお値段はアラカルトで13ユーロです。今のレートだと1800~1900円くらいですね。でも高くはない値段です。
全部てづくり、しかもアンナは16歳からこの仕事をしているベテランの職人です。そしてジュリアーナ(現オーナーの母であり、アメリーゴ創始者の娘です)はもっとベテランと言っていいでしょう。今は仕事としてやっているわけではありませんが、毎日パスタの時間に出てきてアンナを手伝っています。
作っている間、いろんな話をしながら情報交換の場でもあるのです。
アンナとジュリアーナの話はほとんど私には理解できません。なぜならボローニャの方言でしゃべるからです。かなり方言がきついのですが、私と話するときだけちゃんとイタリア語にもどります。
私も色んな情報をこのパスタを作りながらかれらから教えてもらいます。
これもこのパスタ作りの楽しみのひとつです。

トルテッリーニが作り終わったので、2つ残った生地を私に伸ばさせてくれました。
今日のまかない用です。途中、穴が開いたりしましたがアンナがフォローしてくれて何とか良い具合に出来上がりました。これをカットしてまかないで食べます。
今日はアンナ(三越のイタリアンフェアにいらっしゃった方はご存知と思いますが・・・)と、ラヴィオリとタリアテッレを作りました。
まず、粉を計量して卵を加えて機械でこねます。(量が多いので機械でこねてから最後に手でまた少しこねてなじませます。)


今日は粉を2.75kg、卵を全卵が18個、黄身が14個いれてました。
様子を見ながら卵の量は調節します。


出来上がった生地は、手で大まかになじませてからひとまとめにしてしばらく寝かせておきます。(1時間くらいでいいみたいです)
それを伸ばしやすいサイズに小分けして(ひとつ大体700~800gくらいでしょうか?)から、ひとつづつ伸ばしていきます。機械でのばしても美味しいのですが、この店では手で伸ばすパスタにこだわっています。


大体、1つを伸ばし終わるのに、アンナがやって15~20分かかります。
伸ばした生地をカットして、リピエノ(今日はパルミジャーノのクリーム)を詰めて閉じ、「トルテッリ」というラヴィオリにしてきます。


今日はトルテッリを2枚(紙のお盆)とタリアテッレを30人分くらいでしょうか・・・
終了したのが18時半くらい。
これからまかないをみんなで食べて、夜の営業の準備をします。アンナ達おばあちゃんはみんな帰っていきます。
夜の営業は20時から。それまでテーブルセッティングを済ませて、着替えをして私は今日からカメリエラとして(?)ホールでお皿運んだりします。
7年ぶり位なのですっかり忘れてしまっています。何からやれば、いいんだっけ??
まぁ、のんびりと思い出しながらやらせてもらいます。
まず、粉を計量して卵を加えて機械でこねます。(量が多いので機械でこねてから最後に手でまた少しこねてなじませます。)


今日は粉を2.75kg、卵を全卵が18個、黄身が14個いれてました。
様子を見ながら卵の量は調節します。


出来上がった生地は、手で大まかになじませてからひとまとめにしてしばらく寝かせておきます。(1時間くらいでいいみたいです)
それを伸ばしやすいサイズに小分けして(ひとつ大体700~800gくらいでしょうか?)から、ひとつづつ伸ばしていきます。機械でのばしても美味しいのですが、この店では手で伸ばすパスタにこだわっています。


大体、1つを伸ばし終わるのに、アンナがやって15~20分かかります。
伸ばした生地をカットして、リピエノ(今日はパルミジャーノのクリーム)を詰めて閉じ、「トルテッリ」というラヴィオリにしてきます。


今日はトルテッリを2枚(紙のお盆)とタリアテッレを30人分くらいでしょうか・・・
終了したのが18時半くらい。
これからまかないをみんなで食べて、夜の営業の準備をします。アンナ達おばあちゃんはみんな帰っていきます。
夜の営業は20時から。それまでテーブルセッティングを済ませて、着替えをして私は今日からカメリエラとして(?)ホールでお皿運んだりします。
7年ぶり位なのですっかり忘れてしまっています。何からやれば、いいんだっけ??
まぁ、のんびりと思い出しながらやらせてもらいます。
10月6日(月) お店は休日の日
今日は車を返しにボローニャまで行きます。アメリーゴで働いている日本人の一人、ミエさんがフィレンツェに行くというので、ボローニャまで送っていきます。ミエさんはアメリーゴで半年働いて、一度上がったんだけどまたすぐに戻ってきてあと半年働くことにしたそうです。もう一人、ユウタさん(男性)は9月から働き始めたばかりだそうです。今日はサヴィーニョでゆっくりしているそう。二人ともとても感じの良い人達。よかった、モモちゃんもこれでひと安心です。いろいろと教えてくださいと、お願いします。
ボローニャの駅でミエさんを降ろしてから、チェントロ(中心街)の真ん中近くまで車をまわして駐車します。駐車場は高くつくけど意外と路駐出きる場所がチェントロにはあるんです。空いていればですけど、早い時間だったのでたまたまベストな場所をゲット出来ました。有名な(?)二つの塔のすぐ近くです。ここからモモちゃんとは別行動。さすが、「食の街」ボローニャです。美味しそうな物がさまざま並んでいます。特に「タリァテッレ」「トルテッリーニ」などの手打ちパスタが何処の店にも並んでいます。
そして、ここでイタリアに来てはじめて「Fatto a mano 手作り」とうたって売っている店をたくさん見かけました。ここボローニャでは今、手作り(手打ちパスタ)が見直されつつあり、ダニエラでもやっているような、パスタフレスカのスクールがはやっているそうです。
そう、ここでダニエラのパスタ教室のお知らせをしておきますね。
いつもやっている、代々木上原・Cafe du BonBon 以外に、下北沢・ダニエラでの教室も始めます。イタリアで見てきたものをどんどんお教えしていきますので、少しでも興味のあるかたはお問い合わせください。(ダニエラ:03-3487-6086)
--- 代々木上原・Cafe du BonBon でのスケジュール ---
内容のお問い合わせはボンボンまでお願いします。→
☆ 10月23日(木) 18:30~ ( 約3時間の予定 )
内 容 : パスタの基本 パスタビアンコのヴァリアツィオーネ
今回は、卵を入れないセモリナ粉だけで作る生地を使って2種類の違う形の
パスタを作ります。ソースは2種類の魚介のソースです。
●その1: Orecchiette alla Pescatore/漁師風 魚介のオレッキエッテ
ナイフを使って作るオレッキエッテの作り方をお教えします。ソースも魚介で
簡単に作れる、基本のソースの作り方です。プーリア州近郊のパスタ
●その2: Strozzapreti al ragu di calamari/ イカと黒オリーブのラグーのストロ ッツァプレティ
エミリアロマーニャ・マルケ州近郊のパスタです。イカと黒オリーブで作るソース
を絡めて作るショートパスタです。
☆ 11月20日(木) 18:30~ ( 約3時間の予定 )
内 容 : パスタの基本 粉をあまり使わない変わりパスタ
ちょっと変わったパスタですが、郷土色の強いパスタとして各地に残っている
めずらしいパスタ 2種類をご紹介します。
●その1: Passatelli con crema di funghi/ パッサテッリ きのこと生ハムのクリームソース
パッサテッリというパン粉と卵とチーズを主に使って作るパスタです。生地をねったり
寝かせる手間がありません。エミリア・ロマーニャ州の郷土パスタです。
●その2: Gnudi ci ricotta e spinacci/ リコッタチーズとほうれん草のニューディ
こちらはお団子かお餅の様な格好をしたやわらかいパスタ(大きいニョッキ)です。
トスカーナ地方で食べられる、簡単に作れるパスタです。
☆ 11月29日(土) 13:00~ ( 約3時間の予定 )
内 容 : クリスマスの時期に食べられるパスタ
今回は、今年最後のレッスンということですのでイタリアでクリスマスの時期に食べられる
“トルテッリーニ イン ブロード”というパスタと、トリュフを使った贅沢なパスタを作ります。
●その1: Tortellini in Brodo / トルテッリーニ イン ブロード
小さな小さなラビオリをスープに浮かべた伝統の味のパスタです。エミリアロマーニャの
料理ですが、クリスマスにはイタリア全土で食べられるクリスマス料理のひとつです。
●その2: Cordonetti verdi al tartufo / ほうれん草のコルドネッティ トリュフのソース
こちらは、イルニードのクリスマスメニューとして定番となっているメニューです。トリュフと
手打ちパスタのあわせ方の一例をご紹介します。特別なトリュフの香りを楽しんで下さい。
--- 下北沢・ダニエラでのスケジュール ---
☆ 11月27日(木) am11:00~ およそ3時間の予定
内 容 : 基本の卵麺で作る 2種類のパスタ・・・タリァテッレとトルテッローニ
☆ 12月11日(木) am11:00~ およそ3時間の予定
内 容 : 卵を入れない生地から作る2種類のパスタ…ストロッツァプレーティ
とカプンティ
※ 各回とも、定員10名とさせていただきます。お一人の参加費用は、4,200円(税込み)です。
最後に試食と、作ったパスタをおみやげとしてお持ち帰りいただきます。
今日は車を返しにボローニャまで行きます。アメリーゴで働いている日本人の一人、ミエさんがフィレンツェに行くというので、ボローニャまで送っていきます。ミエさんはアメリーゴで半年働いて、一度上がったんだけどまたすぐに戻ってきてあと半年働くことにしたそうです。もう一人、ユウタさん(男性)は9月から働き始めたばかりだそうです。今日はサヴィーニョでゆっくりしているそう。二人ともとても感じの良い人達。よかった、モモちゃんもこれでひと安心です。いろいろと教えてくださいと、お願いします。
ボローニャの駅でミエさんを降ろしてから、チェントロ(中心街)の真ん中近くまで車をまわして駐車します。駐車場は高くつくけど意外と路駐出きる場所がチェントロにはあるんです。空いていればですけど、早い時間だったのでたまたまベストな場所をゲット出来ました。有名な(?)二つの塔のすぐ近くです。ここからモモちゃんとは別行動。さすが、「食の街」ボローニャです。美味しそうな物がさまざま並んでいます。特に「タリァテッレ」「トルテッリーニ」などの手打ちパスタが何処の店にも並んでいます。
そして、ここでイタリアに来てはじめて「Fatto a mano 手作り」とうたって売っている店をたくさん見かけました。ここボローニャでは今、手作り(手打ちパスタ)が見直されつつあり、ダニエラでもやっているような、パスタフレスカのスクールがはやっているそうです。
そう、ここでダニエラのパスタ教室のお知らせをしておきますね。
いつもやっている、代々木上原・Cafe du BonBon 以外に、下北沢・ダニエラでの教室も始めます。イタリアで見てきたものをどんどんお教えしていきますので、少しでも興味のあるかたはお問い合わせください。(ダニエラ:03-3487-6086)
--- 代々木上原・Cafe du BonBon でのスケジュール ---
内容のお問い合わせはボンボンまでお願いします。→
☆ 10月23日(木) 18:30~ ( 約3時間の予定 )
内 容 : パスタの基本 パスタビアンコのヴァリアツィオーネ
今回は、卵を入れないセモリナ粉だけで作る生地を使って2種類の違う形の
パスタを作ります。ソースは2種類の魚介のソースです。
●その1: Orecchiette alla Pescatore/漁師風 魚介のオレッキエッテ
ナイフを使って作るオレッキエッテの作り方をお教えします。ソースも魚介で
簡単に作れる、基本のソースの作り方です。プーリア州近郊のパスタ
●その2: Strozzapreti al ragu di calamari/ イカと黒オリーブのラグーのストロ ッツァプレティ
エミリアロマーニャ・マルケ州近郊のパスタです。イカと黒オリーブで作るソース
を絡めて作るショートパスタです。
☆ 11月20日(木) 18:30~ ( 約3時間の予定 )
内 容 : パスタの基本 粉をあまり使わない変わりパスタ
ちょっと変わったパスタですが、郷土色の強いパスタとして各地に残っている
めずらしいパスタ 2種類をご紹介します。
●その1: Passatelli con crema di funghi/ パッサテッリ きのこと生ハムのクリームソース
パッサテッリというパン粉と卵とチーズを主に使って作るパスタです。生地をねったり
寝かせる手間がありません。エミリア・ロマーニャ州の郷土パスタです。
●その2: Gnudi ci ricotta e spinacci/ リコッタチーズとほうれん草のニューディ
こちらはお団子かお餅の様な格好をしたやわらかいパスタ(大きいニョッキ)です。
トスカーナ地方で食べられる、簡単に作れるパスタです。
☆ 11月29日(土) 13:00~ ( 約3時間の予定 )
内 容 : クリスマスの時期に食べられるパスタ
今回は、今年最後のレッスンということですのでイタリアでクリスマスの時期に食べられる
“トルテッリーニ イン ブロード”というパスタと、トリュフを使った贅沢なパスタを作ります。
●その1: Tortellini in Brodo / トルテッリーニ イン ブロード
小さな小さなラビオリをスープに浮かべた伝統の味のパスタです。エミリアロマーニャの
料理ですが、クリスマスにはイタリア全土で食べられるクリスマス料理のひとつです。
●その2: Cordonetti verdi al tartufo / ほうれん草のコルドネッティ トリュフのソース
こちらは、イルニードのクリスマスメニューとして定番となっているメニューです。トリュフと
手打ちパスタのあわせ方の一例をご紹介します。特別なトリュフの香りを楽しんで下さい。
--- 下北沢・ダニエラでのスケジュール ---
☆ 11月27日(木) am11:00~ およそ3時間の予定
内 容 : 基本の卵麺で作る 2種類のパスタ・・・タリァテッレとトルテッローニ
☆ 12月11日(木) am11:00~ およそ3時間の予定
内 容 : 卵を入れない生地から作る2種類のパスタ…ストロッツァプレーティ
とカプンティ
※ 各回とも、定員10名とさせていただきます。お一人の参加費用は、4,200円(税込み)です。
最後に試食と、作ったパスタをおみやげとしてお持ち帰りいただきます。
10月5日(日)フィレンツェを出てボローニャへ

今日でこの旅も終わりです。イタリア前半の旅の執着点サヴィーニョに到着する予定です。
ホテルの朝食を済ませてフィレンツェの市場を見に行ったら閉まっていました。そういえば今日は日曜日。気をつけないとあっちもこっちも閉まっている可能性があります。
しかたがないので周りにたくさん出る出店などを見て回ります。1時間ほど自由行動にして私たちは別れて、私はフィレンツェの屋台のトリッパを昨日からモモちゃんが食べたがっていたので、探しながらお菓子屋さんなども見て歩く。けっこう離れたところまで行ったところで屋台を発見。路地裏にありました。「トリッパください」と言うと、日本人だというのを見て「お前達はトリッパが何か知らないからだめだ」と言われてしまう。「大丈夫、知ってるよ」というと「これだぞ、これが何なのか、知らないだろう。おまえたちの食べる食べ物じゃないんだよ」と言われる。「日本人は内臓好きなんだよ。それに私はイタリア料理の店をやっていて、うちのメニューでも同じトリッパのパニーノをやってるんだよ」と言うと、判ったのか判らないのか「わかった、おまえにくわせてやるよ」というので「でも、美味しいんでしょうね?」と聞くと「おれにとっては美味しいけど。」「サルサ・ヴェルデ」は辛いの?と聞いてみると「辛いほうが俺は好きだ」と言いつつ、サルサヴェルデをたっぷりと入れてくれたようだ。それをか抱えてモモちゃんと待ち合わせした駐車場まで行く。待ち合わせの時間までまだ時間があったのでふらふらしながら駐車場でモモちゃんと落ち合い、トリッパを渡して出発。あとはボローニャ・サヴィーニョをめざすだけ。まあ、この旅は短い時間でさまざまなところをよく見れたほうだとおもう。かなり計画どおりで見たいと思っていた物はほぼ見れた。後はアメリーゴでアンナの手打ちパスタを勉強させてもらって、帰りにピエモンテに寄れればいいな。
久しぶりのサヴィーニョなので、道に迷うかな~と思いつつも以外といつもの慣れた道は変わらず間違えないままサヴィーニョに到着できた。思ったよりはやく着いたので時間があるしちょうど忙しい時間(日曜日のランチが始まる時間)だからこっそりとのぞきに行ってみる。サヴィーニョの街は何も変わらないようでいくつか変化もあるようだった。
お昼ごはんに何処に行こうかと迷ったけれど、車がないとなかなかいけない「カルテッロ ディ セッラヴァーレ」の城壁に囲まれたところにあるトラットリア デル ボスコに向かう。これも裏道を使って行くけどみごとに迷子にもならず通りながら思い出しつつ到着できた。でも城壁の外まで道に車がはみ出ている。そうか、日曜日でいっぱいかな??




聞いてみるとちょうどいいタイミングでひとつテーブルが開いたので2分で準備出来るよ、と言って貰える。この店も何度も来ていた好きな店で今回も一度は訪れたかった。
ここのティジェッラはバターの風味が強くて外がパリッとして中はしっとり。プリモにキャラメッレ(リコッタとほうれん草の詰め物)とラヴィオリ(こちらもリコッタとカルチョーフィの詰め物)を注文。美味しいのは本当はロバの煮込みとか馬のビステッカとかなんだけど、食べれそうにないし、ここに来たらアッフェタートミストで二人で分け合って丁度いい感じだと思ったんだけど・・・それもきつくて食べられなかった。
そろそろサヴィーニョへ。もうランチもそろそろ終わる頃だしあいさつするのにいい時間帯だ。懐かしい面々と再会。もちろん、オーナーのアルベルトとは三越のイタリアンフェアの時以来だけど。そして、日本人のスタジエが2人いました。私たちがアメリーゴで働いていた頃に住んでいた部屋に住んでいるそうです。



ちょうど、野うさぎを売りに来たおじさんからウサギを買っていた。今は丁度ジビエが解禁したのでいろんな鳥や野うさぎなどが入ってきていてみんなでさばいているところだった。まず、毛を毟る所から。ジビエのお肉は丸ごとそのままの姿でやってきます。それをまずそうじするのが大変なんです。

それをさばいて、使いやすい状態にして保存しておきます。ジビエのお肉はすぐ食べるのではなくてしばらくじゅくせいさせてから食べられます。
みんなが休憩に行く時間まで見させてもらって、今日からしばらくはアメリーゴがやっている宿泊施設に泊まります。(とっても個性的で素敵な部屋です)


夜はアメリーゴのすぐ近くにあるバール・トラットリア(ダニエラの様なスタイルで、朝から朝食も食べれて食事もできて飲み屋のようにも使える)で食事を。軽く食べたかったんだけどメニューを見たらお肉も食べたいということで、タリァテッレ ボロニェーゼを一皿と、豚のグリルミストを一皿、ポテトフライを一皿もらって分けて食べる。この店ではトリュフの料理もやっているようだった。昔はここはただのバールで食事はパニーノのようなものしかなかったんだけど、オーナーが何度も変わって今ではこのようなスタイルに。


ボロニェーゼはさすがに地元、美味しい。豚のグリルも肉は硬いけど味があってよかった。
サヴィーニョも店が増えて昔より活気があるように見える。
さぁ、明日は月曜日だからお店はお休み。プーリアで借りたレンタカーを明日ボローニャに返しに行きます。
あさってから本格的にモモちゃんの修行が始まります。
10月3日(金)4日(土) ピティリアーノ~フィレンツェ
10月3日(金) ピティリアーノ2日目

今日は朝からベンニさんとホテルで朝食を取ります。ここのホテルではレストランもやっていて、ちょうどパスタを作っていたので見せてもらった。

それからベンニさんはちょっと用事があるというので、モモちゃんとふたりで少し近くまで観光に出かける。この辺では有名な温泉「サトルニア」です。天然の温泉がこの辺は湧き出ているところがあって、サトルニアは特に幾重にも重なった段々畑のようになった場所に湧き出ていて一番下は川の様に流れていくのです。そこに大勢の人達が水着でつかりに来ているのです。日本ではありえない風景です。


帰りにピティリアーノの街を反対側の山の上から見ます。夜になるとライトアップしてもっと美しいんですが。

そしてベンニさんとまた落ち合って、一緒に彼が新しく買った広大な土地で何を始めようとしているのかを聞きながら、一緒にその場所へ向かいます。
途中、国立公園になっているエトルスキの居住地後の広大な公園に行って食事をしました。特にメニューは無くて、「今あるのは・・・豚のグリル焼きかサルシッチャですが。」と言われて、じゃあそれぞれ頼んで、何か野菜は?と聞くとグリーンサラダくらいしかないと言われて、じゃ、それ。と注文。国が経営してるのか、まったくやる気が無い感じだけど薪でグリルした豚はやぱり美味しい。硬かったけど。
そしてお散歩して景色を見てまわる。途中、色んな動物に出会う。すばしっこくてよく見れなかったけど野うさぎが走り去っていった。



くまの足跡・・・・
ここから30kg位離れているところで、平坦でまわりに何も無い所。ここにすべて無農薬で作るオリーブや野菜を育てて、温泉つきの宿泊施設を作って、スパの様な指圧やアロマテラピーなどを受けることが出来る施設を作っているのだそうです。彼はイタリアの建物の様に石造りではなくて木で作る日本の様な(もしくはアメリカ風のウッディースタイル)を作りたがっていました。彼は日本に来たときに一緒に箱根温泉へ行ったのですがこれがきっかけでそんなことを思ったらしいです。
ともかく、彼は漢方や民間治療法などに詳しくて、そういったことをベースにした施設をこのいるだけでリラックス出来る大地と空しかないような場所に作ろうとしているのです。
今は、植えたばかりのオリーブの木がかわいらしく並んでいました。


そして、建物のシルエットだけみせてもらえました。1年くらいは出来上がるのにかかるんでしょうが、とてもまた次にくるのが楽しみになりました。
天気が崩れて来て、雨風が強くなってきました。ピティリーノに帰ります。そしてベンニの家で晩御飯を私たちが作ることになりました。といっても、ぜんぶ彼の家の冷蔵庫に入っていた物をつかって買ってあった「ピーチ」を茹でてサルシッチャのトマトソースにあえて、セコンドにはフリッタータ。茹でてあった野菜(彼はチーマディラーパと言っていたけど、緑の野菜だけでした)を細かく切って入れます。
友だちが作った白ワインで乾杯。ピティリアーノに昔も、来るたびにこういう風に料理を作っていたことを思い出します。ダニエラが「トオル、今日は何を作ってくれるの?」といつも言って、作らされてたなぁ・・・
なつかしい思い出と共に、時間も過ぎます。
今日も楽しかった。ありがとう。
10月4日(土)フィレンツェへ
朝から、雨、そして雹が降り大荒れの天気。私達も出発をためらいます。でも、きっとあっちは晴れるよ、というベンニの言葉でやっと出発。グロセットに向かってそこから高速道路でフィレンツェをめざします。が、まず寄り道その一が、モンテメラーノという街。ここはピティリアーノからも近く、うちのシェフが昔働いていたミシュラン2つ星の店「DA CAINO」があります。ここのシェフ「ヴァレリア」に挨拶をしに向かいます。土曜日だからか、ランチの営業があるらしくみんなちゃんと働いていました。


体が大きなマンマ的な彼女に挨拶をして、出発。そして次の寄り道は「シエナ」です。お昼ごはんを食べに寄った感じですが、一応ドウモまで行って来ました。
今日は胃の調子があまり良くないので私は、リボリータを注文。胃に優しい感じでした。モモちゃんはピーチ(注:モモちゃんのあだ名ではありません。)



そして、本当はブドウ畑を見に行ったりしたかったんだけど天気が最初悪くて遅くなってしまったのでモンタルチーノなどよらずキャンティを急いで通ってフィレンツェへ向かいます。最初の「カステッリーニ イン キャンティ」で実は街が車のレースで封鎖されていて、どっちもこっちも道が通れなくてかなりの遠回りに苦労させられました。でも、フィアットの500(チンクエチェント)がスポーツカー並みに(・・?)ぶっとんで走っていくのを目の当たりに出来たのですが。


そんなことで、すっかり遅くなってしまってフィレンツェに着いたのがもう19時近く。駅の駐車場に車を止めてホテルを探しに出かけます。昔、一度泊まったことがある駅からとても近くて安いホテルを思い出したので、聞きに行って見ます。80ユーロの部屋しかないと言われて、「では他をあたります・・・」と去ろうとすると「いくらの部屋を探しているの?今日は土曜日でどこもいっぱいだしきっとこれ以上安いところは空いてないわよ。70ユーロにしてあげるから」といわれた。確かに、今時フィレンツェで二人で一晩70ユーロってあまり見つからないでしょうね。そして、土曜日のこの時間に見つかることは奇跡的かも。ということで、時間を節約することにした。
広々とした部屋に、風呂もついている。昔私が泊まったときは一番安い風呂は共同の狭い部屋だったけど。
チェックインして荷物を持ってきて、食事に出かける。でもせっかくフィレンツェまでわざわざ来たのだから(本当はもうちょっとはずれの街に行きたかったのだけど、モモちゃんは初めてなのできっとフィレンツェも見たいだろうと思って)ドウモに行っていくつかピアッツァに行ったりして迷子になりつつポンテベッキオなどを見て歩いた。明日は朝からあまりゆっくり見る時間はないはずなので、夜のフィレンツェの雰囲気も素敵だし・・・


ちょっと寒かったけどひとまわりして雰囲気を感じたところでトラットリアに入って食事をする。丁度お腹も空いてきた。さすがにビステッカ ディ フィオレンティーナは二人で食べきれないはずなので、ちょっと小さめなフィレットのローストを注文。フェーガトのクロスティーニ と、野菜のグリルももらう。それを二人で半分ずつにして食べる。お腹は空いていたけどそれでおなかはいっぱい。でも、ここでもドルチェが食べれそうな気がして注文。栗のプリン(Budino di castagna)というのに引かれて注文する。やたらと濃厚でクリーミーなんだけどしっかりと栗の味がする。美味しかった。


本当に、イタリアに来てからあまりはずれの店は少ない。多少のでこぼこはあっても、それなりに感じられるものがある、というか感じてしまうのはやっぱり旅行者だからかな・・・
ワインもグラスでもらって、いい気分になって帰って寝ます。
おやすみなさい。

今日は朝からベンニさんとホテルで朝食を取ります。ここのホテルではレストランもやっていて、ちょうどパスタを作っていたので見せてもらった。

それからベンニさんはちょっと用事があるというので、モモちゃんとふたりで少し近くまで観光に出かける。この辺では有名な温泉「サトルニア」です。天然の温泉がこの辺は湧き出ているところがあって、サトルニアは特に幾重にも重なった段々畑のようになった場所に湧き出ていて一番下は川の様に流れていくのです。そこに大勢の人達が水着でつかりに来ているのです。日本ではありえない風景です。


帰りにピティリアーノの街を反対側の山の上から見ます。夜になるとライトアップしてもっと美しいんですが。

そしてベンニさんとまた落ち合って、一緒に彼が新しく買った広大な土地で何を始めようとしているのかを聞きながら、一緒にその場所へ向かいます。
途中、国立公園になっているエトルスキの居住地後の広大な公園に行って食事をしました。特にメニューは無くて、「今あるのは・・・豚のグリル焼きかサルシッチャですが。」と言われて、じゃあそれぞれ頼んで、何か野菜は?と聞くとグリーンサラダくらいしかないと言われて、じゃ、それ。と注文。国が経営してるのか、まったくやる気が無い感じだけど薪でグリルした豚はやぱり美味しい。硬かったけど。
そしてお散歩して景色を見てまわる。途中、色んな動物に出会う。すばしっこくてよく見れなかったけど野うさぎが走り去っていった。



くまの足跡・・・・
ここから30kg位離れているところで、平坦でまわりに何も無い所。ここにすべて無農薬で作るオリーブや野菜を育てて、温泉つきの宿泊施設を作って、スパの様な指圧やアロマテラピーなどを受けることが出来る施設を作っているのだそうです。彼はイタリアの建物の様に石造りではなくて木で作る日本の様な(もしくはアメリカ風のウッディースタイル)を作りたがっていました。彼は日本に来たときに一緒に箱根温泉へ行ったのですがこれがきっかけでそんなことを思ったらしいです。
ともかく、彼は漢方や民間治療法などに詳しくて、そういったことをベースにした施設をこのいるだけでリラックス出来る大地と空しかないような場所に作ろうとしているのです。
今は、植えたばかりのオリーブの木がかわいらしく並んでいました。


そして、建物のシルエットだけみせてもらえました。1年くらいは出来上がるのにかかるんでしょうが、とてもまた次にくるのが楽しみになりました。
天気が崩れて来て、雨風が強くなってきました。ピティリーノに帰ります。そしてベンニの家で晩御飯を私たちが作ることになりました。といっても、ぜんぶ彼の家の冷蔵庫に入っていた物をつかって買ってあった「ピーチ」を茹でてサルシッチャのトマトソースにあえて、セコンドにはフリッタータ。茹でてあった野菜(彼はチーマディラーパと言っていたけど、緑の野菜だけでした)を細かく切って入れます。
友だちが作った白ワインで乾杯。ピティリアーノに昔も、来るたびにこういう風に料理を作っていたことを思い出します。ダニエラが「トオル、今日は何を作ってくれるの?」といつも言って、作らされてたなぁ・・・
なつかしい思い出と共に、時間も過ぎます。
今日も楽しかった。ありがとう。
10月4日(土)フィレンツェへ
朝から、雨、そして雹が降り大荒れの天気。私達も出発をためらいます。でも、きっとあっちは晴れるよ、というベンニの言葉でやっと出発。グロセットに向かってそこから高速道路でフィレンツェをめざします。が、まず寄り道その一が、モンテメラーノという街。ここはピティリアーノからも近く、うちのシェフが昔働いていたミシュラン2つ星の店「DA CAINO」があります。ここのシェフ「ヴァレリア」に挨拶をしに向かいます。土曜日だからか、ランチの営業があるらしくみんなちゃんと働いていました。


体が大きなマンマ的な彼女に挨拶をして、出発。そして次の寄り道は「シエナ」です。お昼ごはんを食べに寄った感じですが、一応ドウモまで行って来ました。
今日は胃の調子があまり良くないので私は、リボリータを注文。胃に優しい感じでした。モモちゃんはピーチ(注:モモちゃんのあだ名ではありません。)



そして、本当はブドウ畑を見に行ったりしたかったんだけど天気が最初悪くて遅くなってしまったのでモンタルチーノなどよらずキャンティを急いで通ってフィレンツェへ向かいます。最初の「カステッリーニ イン キャンティ」で実は街が車のレースで封鎖されていて、どっちもこっちも道が通れなくてかなりの遠回りに苦労させられました。でも、フィアットの500(チンクエチェント)がスポーツカー並みに(・・?)ぶっとんで走っていくのを目の当たりに出来たのですが。


そんなことで、すっかり遅くなってしまってフィレンツェに着いたのがもう19時近く。駅の駐車場に車を止めてホテルを探しに出かけます。昔、一度泊まったことがある駅からとても近くて安いホテルを思い出したので、聞きに行って見ます。80ユーロの部屋しかないと言われて、「では他をあたります・・・」と去ろうとすると「いくらの部屋を探しているの?今日は土曜日でどこもいっぱいだしきっとこれ以上安いところは空いてないわよ。70ユーロにしてあげるから」といわれた。確かに、今時フィレンツェで二人で一晩70ユーロってあまり見つからないでしょうね。そして、土曜日のこの時間に見つかることは奇跡的かも。ということで、時間を節約することにした。
広々とした部屋に、風呂もついている。昔私が泊まったときは一番安い風呂は共同の狭い部屋だったけど。
チェックインして荷物を持ってきて、食事に出かける。でもせっかくフィレンツェまでわざわざ来たのだから(本当はもうちょっとはずれの街に行きたかったのだけど、モモちゃんは初めてなのできっとフィレンツェも見たいだろうと思って)ドウモに行っていくつかピアッツァに行ったりして迷子になりつつポンテベッキオなどを見て歩いた。明日は朝からあまりゆっくり見る時間はないはずなので、夜のフィレンツェの雰囲気も素敵だし・・・


ちょっと寒かったけどひとまわりして雰囲気を感じたところでトラットリアに入って食事をする。丁度お腹も空いてきた。さすがにビステッカ ディ フィオレンティーナは二人で食べきれないはずなので、ちょっと小さめなフィレットのローストを注文。フェーガトのクロスティーニ と、野菜のグリルももらう。それを二人で半分ずつにして食べる。お腹は空いていたけどそれでおなかはいっぱい。でも、ここでもドルチェが食べれそうな気がして注文。栗のプリン(Budino di castagna)というのに引かれて注文する。やたらと濃厚でクリーミーなんだけどしっかりと栗の味がする。美味しかった。


本当に、イタリアに来てからあまりはずれの店は少ない。多少のでこぼこはあっても、それなりに感じられるものがある、というか感じてしまうのはやっぱり旅行者だからかな・・・
ワインもグラスでもらって、いい気分になって帰って寝ます。
おやすみなさい。
10月2日(木) オルビエート~ピチリアーノ

今日もいい天気。イタリアに来てシチリアではほんの少し通り雨にあったけど後はほとんど晴天です。気温は低めで寒いけど晴れていれば気分は上々。オルテを出てまたアウトストラーダに乗ります。オルビエートは近いので11時頃には着きました。ケーブルカーの駅にある駐車場に車を置いて少し歩きます。私たち、ずっと食べ続けでお腹まわりがかなり膨れてきています・・・一日に最低でも2時間は歩きたいですね・・・3~4時間はきっと歩かないとペイ出来ないんだけど。


でも、ガンガン歩かないと意味無いんだけど、ついおもしろい店や美味しそうな店を発見してしまい寄り道ばかり。ここは陶器(チェラミカ)が有名でさまざまな店が並びますがその中でも店の中で焼き釜をもって製作販売している店がいくつかあり、かなりセンスが気に入ったお店があったのでご紹介します。
ここは、家族でやっているそうでもともとはお父さんとお母さんがやっていたのですが今は妹さんとお兄さんが中心でやっているそうです。色合いのやさしさと絵の陽気すぎず暗すぎずクールになり過ぎない、陶器の風合いをうまく出している店だと思います。最初から最後までここで全部ひとつづつ手作りのため、大量生産は出来ないし同じものは作れないと話してくれました。


その代わり、一点ものの受注販売も出来るそうなのでお願いすれば名前を入れてもらったり希望に合ったものが作れます。
私は相当気に入ってしまって、そこから動きたくないくらいでしたが行かなくてはいけません。気に入ったものをいくつか購入して「後で寄るから取って置いてください・・・」と、店を後にする。だって、まだ着いたばっかり。その後もチョコレート専門店やお菓子やパン屋など寄り道しながらチェントロのドウモがある辺りまで来ます。
そしてお腹が空いたのでローマ銀行のシニョーラに教えてもらった美味しいお店へ。

またまた、こじんまりとしていて感じのいいお店。こういうお店が本当にイタリアにはたくさんあります。素敵です。そして、周りを見て美味しそう!一気にお腹の減り具合がMAXになります。
「アッフェッタート・ミスト ディ ノストラーノ(ハムとサラミの盛り合わせ)」の前菜と「ウンブリチェッリ アマトリチャーナ」と「コンソメスープ」、「フィレット アル サルサ オルティケ」、コントルノに「ズッキーニのグリルとファジョーリ(豆)」を注文。どれもすごく美味しくて特に日本ではオルティケ(ヨモギの一種)はなかなか食べられないけど個性のある味付けでとても美味しかった。



肉の火入れ具合も最高だった。
今日はドルチェまでいっちゃいました。お腹はもう動けないくらいいっぱいだったけど・・・また歩くぞ。
「バニラジェラートに桃のコンポート、チョコレートのソース」「ティラミス」ティラミスはアイスクリームだった。
そろそろピティリアーノに向かう時間。帰りに陶器を受け取って車を走らせる。ここからは下道のくねくねとした道を行く。ピティリアーノは何度も来ているのでよく知っているけど本当に大好きな景色が広がるマレンマ ディ トスカーナ。家に帰るような気分です。
ここには、私達夫婦が本当に仲良くしていた「ダニエラとベンニ」が住んでいたので機会があるごとに来ていたのです。このダニエラの名前をもらって「バール アリメンターリ ダニエラ」という名前にしたのですが、彼女は残念ながらもうこの世にはいません。でも、ベンニは今でもこの街に暮らしているので、今回は久しぶりの再開を果たしに来たのです。


街についてさっそく電話します。彼の住んでいる家は私達も何度もお世話になっているので知っていますが、電話をしたらピアッツァまで迎えに来てくれました。
そして、今回はピティリアーノの入り口にあるホテルを取ってくれていました。今回は2泊ここで過ごします。つもる話もたくさんあるのですが、とりあえずホテルにチェックインして少し休んでからベンニと待ち合わせて街をすこし散歩して、ピッツェリアで食事をしました。他の仲間も集まってのにぎやかな食事になりました。
持つべき物は友だちだなぁ。本当に楽しい時間をありがとう。そして、明日はベンニさんの新しいプロジェクトを見に行きます。

今日もいい天気。イタリアに来てシチリアではほんの少し通り雨にあったけど後はほとんど晴天です。気温は低めで寒いけど晴れていれば気分は上々。オルテを出てまたアウトストラーダに乗ります。オルビエートは近いので11時頃には着きました。ケーブルカーの駅にある駐車場に車を置いて少し歩きます。私たち、ずっと食べ続けでお腹まわりがかなり膨れてきています・・・一日に最低でも2時間は歩きたいですね・・・3~4時間はきっと歩かないとペイ出来ないんだけど。


でも、ガンガン歩かないと意味無いんだけど、ついおもしろい店や美味しそうな店を発見してしまい寄り道ばかり。ここは陶器(チェラミカ)が有名でさまざまな店が並びますがその中でも店の中で焼き釜をもって製作販売している店がいくつかあり、かなりセンスが気に入ったお店があったのでご紹介します。
ここは、家族でやっているそうでもともとはお父さんとお母さんがやっていたのですが今は妹さんとお兄さんが中心でやっているそうです。色合いのやさしさと絵の陽気すぎず暗すぎずクールになり過ぎない、陶器の風合いをうまく出している店だと思います。最初から最後までここで全部ひとつづつ手作りのため、大量生産は出来ないし同じものは作れないと話してくれました。


その代わり、一点ものの受注販売も出来るそうなのでお願いすれば名前を入れてもらったり希望に合ったものが作れます。
私は相当気に入ってしまって、そこから動きたくないくらいでしたが行かなくてはいけません。気に入ったものをいくつか購入して「後で寄るから取って置いてください・・・」と、店を後にする。だって、まだ着いたばっかり。その後もチョコレート専門店やお菓子やパン屋など寄り道しながらチェントロのドウモがある辺りまで来ます。
そしてお腹が空いたのでローマ銀行のシニョーラに教えてもらった美味しいお店へ。

またまた、こじんまりとしていて感じのいいお店。こういうお店が本当にイタリアにはたくさんあります。素敵です。そして、周りを見て美味しそう!一気にお腹の減り具合がMAXになります。
「アッフェッタート・ミスト ディ ノストラーノ(ハムとサラミの盛り合わせ)」の前菜と「ウンブリチェッリ アマトリチャーナ」と「コンソメスープ」、「フィレット アル サルサ オルティケ」、コントルノに「ズッキーニのグリルとファジョーリ(豆)」を注文。どれもすごく美味しくて特に日本ではオルティケ(ヨモギの一種)はなかなか食べられないけど個性のある味付けでとても美味しかった。



肉の火入れ具合も最高だった。
今日はドルチェまでいっちゃいました。お腹はもう動けないくらいいっぱいだったけど・・・また歩くぞ。
「バニラジェラートに桃のコンポート、チョコレートのソース」「ティラミス」ティラミスはアイスクリームだった。
そろそろピティリアーノに向かう時間。帰りに陶器を受け取って車を走らせる。ここからは下道のくねくねとした道を行く。ピティリアーノは何度も来ているのでよく知っているけど本当に大好きな景色が広がるマレンマ ディ トスカーナ。家に帰るような気分です。
ここには、私達夫婦が本当に仲良くしていた「ダニエラとベンニ」が住んでいたので機会があるごとに来ていたのです。このダニエラの名前をもらって「バール アリメンターリ ダニエラ」という名前にしたのですが、彼女は残念ながらもうこの世にはいません。でも、ベンニは今でもこの街に暮らしているので、今回は久しぶりの再開を果たしに来たのです。


街についてさっそく電話します。彼の住んでいる家は私達も何度もお世話になっているので知っていますが、電話をしたらピアッツァまで迎えに来てくれました。
そして、今回はピティリアーノの入り口にあるホテルを取ってくれていました。今回は2泊ここで過ごします。つもる話もたくさんあるのですが、とりあえずホテルにチェックインして少し休んでからベンニと待ち合わせて街をすこし散歩して、ピッツェリアで食事をしました。他の仲間も集まってのにぎやかな食事になりました。
持つべき物は友だちだなぁ。本当に楽しい時間をありがとう。そして、明日はベンニさんの新しいプロジェクトを見に行きます。
10月1日(水)サレルノからトスカーナへ
10月1日(水)サレルノ~高速でトスカーナをめざす
今日も晴天。これまで買い物してきた色んな物を送るため、郵便局へ。
昨日荷造りしたんだけど、かなり重い。15kgを超えてしまっていた。日本へ送るのに約140ユーロもかかってしまった。

そして、日本に送るのは初めてらしく(田舎町では当然よくある事ですが)大混乱。とうとう事務所の中に通されて、分厚い本を見ながら、ひとつづつ書類を記入していく。必要な書類もそうでない書類も、全て記入してお金を払って、約1時間拘束されやっと終了。ちゃんと無事に届けばいいなぁ・・・最近はすごくイタリアの郵便事情も改善されたらしいので、期待しよう。


そして、街を探索。美味しそうなモッツァレラ屋さん(チーズ屋さん)で一個、水牛のを購入。それを持ってサレルノへ。海沿いのいい感じの場所に降りて手づかみでかぶりつく。(ナイフもフォークも持ち合わせていないのでした。
さぁ、ここからは長距離を一気に高速道路で北をめざす。目標はあさってがトスカーナだけど少しでも近くに行ってorvieto(オルビエート)を見る時間を作りたい。がんばって運転する。お昼ごはんは途中のオートグリルで。プロシュート・コットをスライスしてもらい、数種類のコントルノを盛り合わせにしてもらう。んー。なかなかやるね。美味しいね。


少し休んで、出発。ローマを通り越してどんどん進み、ウンブリア州に突入。さぁ、この辺でどこか今日のホテル探しをしよう。出来ればまた、山の中の小さなB&Bを探したい・・・くるくる回ってみて「ORTE」というかわいい要塞都市に到着。ここも切り立った山の上に作られた街。ここならORVIETOまで4~50kmという距離。

街の真ん中まで行って安いホテルを聞いてみるとB&Bを紹介してくれる。小さなトラットリアがやっているB&Bで一晩50ユーロ。かわいらしくて使い勝手もいいB&Bだった。食事はどうしようか迷ったんだけど、街を見て歩いて結局ここで食べてみることに。なんだか怪しい雰囲気、というか古と新が混ざったような、中途半端な店の雰囲気だけど、がんばっている感じ。家族経営なんだけど若い娘さんががんばって自分の色を出している感じで好印象。お客さんは私達だけ。というか街にもそんなに人はいないし。観光客もほとんど来ないんだろう。メニューを見るといのしし料理やトリュフ料理などが乗っている。たしかにウンブリアは黒トリュフがたくさん取れる土地柄。


前菜にオススメのラディッキオのグリルを頼み、プリモはタリァテッレ 黒トリュフのソース、そしてイノシシの煮込みを注文。料理は裏でお父さんお母さんが作っている様子・・・
このラディッキオのグリルがなかなか美味しくて結構大きいんだけどぺロッとたいらげる。塩加減とオリーブオイルとラディッキオからあふれる汁がハーモニーになって美味しい味を口のなかで作り出す。
タリァテッレは普通。機械でのばしたタリァテッレで歯ごたえがしっかりしている。トリュフはフレッシュではなくてソースにして保存してあるもの。でも、10ユーロだから安いもの。イノシシは全然臭みが無くて硬すぎることも無く、オリーブオイルの中にたくさんのハーブと黒オリーブ、肉を一緒に入れて煮込んである。これも黒オリーブのうまみと塩気、いろんなハーブと肉が合さると重なり合ってくせになる美味しさがある。



いやぁ、美味しいのになぁ・・・と思っているとドイツ人とポーランドからの観光客がやって来る。再来の人達らしく、知ってる風。こういうマニアックな店を発掘するのが大好きなんですよね、ドイツの人は。イタリアの何処に行ってもドイツ人観光客がいる様です。逆に日本人観光客の姿はまだ見かけていませんね。まだ、これといった観光地に行っていないからですが。さて、お会計は宿泊客ということでスコントしてくれて、大満足で目の前の部屋へ帰ります。B&Bには玄関を入ると3部屋あるのですが、今日は私たちだけ。なので自分の家の様にかなりのんびり出来てよかった。でも、電話の電波が・・・繋がらない。仕方ない。ネットも出来ないので文章の整理だけして、出来るようになったらまとめてアップしますね。
今日も晴天。これまで買い物してきた色んな物を送るため、郵便局へ。
昨日荷造りしたんだけど、かなり重い。15kgを超えてしまっていた。日本へ送るのに約140ユーロもかかってしまった。

そして、日本に送るのは初めてらしく(田舎町では当然よくある事ですが)大混乱。とうとう事務所の中に通されて、分厚い本を見ながら、ひとつづつ書類を記入していく。必要な書類もそうでない書類も、全て記入してお金を払って、約1時間拘束されやっと終了。ちゃんと無事に届けばいいなぁ・・・最近はすごくイタリアの郵便事情も改善されたらしいので、期待しよう。


そして、街を探索。美味しそうなモッツァレラ屋さん(チーズ屋さん)で一個、水牛のを購入。それを持ってサレルノへ。海沿いのいい感じの場所に降りて手づかみでかぶりつく。(ナイフもフォークも持ち合わせていないのでした。
さぁ、ここからは長距離を一気に高速道路で北をめざす。目標はあさってがトスカーナだけど少しでも近くに行ってorvieto(オルビエート)を見る時間を作りたい。がんばって運転する。お昼ごはんは途中のオートグリルで。プロシュート・コットをスライスしてもらい、数種類のコントルノを盛り合わせにしてもらう。んー。なかなかやるね。美味しいね。


少し休んで、出発。ローマを通り越してどんどん進み、ウンブリア州に突入。さぁ、この辺でどこか今日のホテル探しをしよう。出来ればまた、山の中の小さなB&Bを探したい・・・くるくる回ってみて「ORTE」というかわいい要塞都市に到着。ここも切り立った山の上に作られた街。ここならORVIETOまで4~50kmという距離。

街の真ん中まで行って安いホテルを聞いてみるとB&Bを紹介してくれる。小さなトラットリアがやっているB&Bで一晩50ユーロ。かわいらしくて使い勝手もいいB&Bだった。食事はどうしようか迷ったんだけど、街を見て歩いて結局ここで食べてみることに。なんだか怪しい雰囲気、というか古と新が混ざったような、中途半端な店の雰囲気だけど、がんばっている感じ。家族経営なんだけど若い娘さんががんばって自分の色を出している感じで好印象。お客さんは私達だけ。というか街にもそんなに人はいないし。観光客もほとんど来ないんだろう。メニューを見るといのしし料理やトリュフ料理などが乗っている。たしかにウンブリアは黒トリュフがたくさん取れる土地柄。


前菜にオススメのラディッキオのグリルを頼み、プリモはタリァテッレ 黒トリュフのソース、そしてイノシシの煮込みを注文。料理は裏でお父さんお母さんが作っている様子・・・
このラディッキオのグリルがなかなか美味しくて結構大きいんだけどぺロッとたいらげる。塩加減とオリーブオイルとラディッキオからあふれる汁がハーモニーになって美味しい味を口のなかで作り出す。
タリァテッレは普通。機械でのばしたタリァテッレで歯ごたえがしっかりしている。トリュフはフレッシュではなくてソースにして保存してあるもの。でも、10ユーロだから安いもの。イノシシは全然臭みが無くて硬すぎることも無く、オリーブオイルの中にたくさんのハーブと黒オリーブ、肉を一緒に入れて煮込んである。これも黒オリーブのうまみと塩気、いろんなハーブと肉が合さると重なり合ってくせになる美味しさがある。



いやぁ、美味しいのになぁ・・・と思っているとドイツ人とポーランドからの観光客がやって来る。再来の人達らしく、知ってる風。こういうマニアックな店を発掘するのが大好きなんですよね、ドイツの人は。イタリアの何処に行ってもドイツ人観光客がいる様です。逆に日本人観光客の姿はまだ見かけていませんね。まだ、これといった観光地に行っていないからですが。さて、お会計は宿泊客ということでスコントしてくれて、大満足で目の前の部屋へ帰ります。B&Bには玄関を入ると3部屋あるのですが、今日は私たちだけ。なので自分の家の様にかなりのんびり出来てよかった。でも、電話の電波が・・・繋がらない。仕方ない。ネットも出来ないので文章の整理だけして、出来るようになったらまとめてアップしますね。
9月30日(月) マテーラ~アルタムラのパン屋へ


サッシの中のB&Bで目が覚める。自分は何も変わらないんだけど世界遺産の中の暮らしをちょっと体感した気分でなんだかたましいが引き締まる感じがするものです。
遠いローマ時代の人達も同じようにここで寝たのかな?
荷造りをしてサッシを出ます。旅に出るぞ!という感じです。車まで重い荷物を引きずって、駐車場までがんばります。そして近くのBARで朝ごはん。何かの実のトルタとカプチーノを注文。何の実??でもこれってダニエラの隣の植木の脇に雑草ぽく生えている実とそっくりです。もしかしてこれはあれでは?と、BARのおねいさんに聞いてみます。
すると、「カシスの実」だと教えてくれました。

確かに酸味が強くて個性のある味です。なかなか美味しいのですがカシスの実は初めて見ました。でも、もしかしたらダニエラの横に実っていたかもですね。
朝ごはんも済ませて、目的の地「ALTAMURA」アルタムーラへ。ここはパンの街。パーネ・プリエーゼは美味しいくてでっかいので有名ですが、ここの街が一応「パンの街・アルタムーラ」となっています。カロヴィーニョのパン屋さんも大感動でしたが、本場を一応見ておかないとね。ということで、マテーラからはすぐ近くなのでピュ-ンといっちゃいます。
街に入ったとたんにパン屋があちこちに・・・どこも賑わっている感じです。


その中でも、老舗の風貌を感じる店に入ってみることに。店の外にはたくさんの薪が置いてあります。「ごめんくださーい!!」と入ってみると、そこは店じゃなくて窯のある焼き場だった。「すいません、写真撮らせてもらってもいいですか?・・・あと、VIDEOも・・・」と言う間もなく「どうぞどうぞ、どんどん撮ってください。何を知りたいですか?クッキーどうぞ。食べなさい。今焼きあがったばかりだよ・・」と両手にいっぱいクッキーを渡されて、写真とれないよー・・・。「グラッツェ、ありがとう。いただきます」「パンはもう焼きあがって、今はクッキー(ビスコッティ)を焼いてるんだよ。」とのこと。フォルノを見せてもらう。かなり中は広い。5m×6mあるそう。火は樫の木の薪を端っこで少し炊いてるだけ。
でも全体にいきわたってちょうどいいらしい。





パンはもっと高い温度が必要なのでもっとたくさんの木を使うのだそうだ。写真を撮るために小さな紙を入れて火を燃やしてくれたけど、本当はこのように燃え盛っている火ではなくてゆっくりと燃えている。
パンの作り方もひと通り教えてもらった。天然酵母をここでは1966年から継いで使っているとのこと。残しておいたパン種を毎朝取り出して常温に置き、何時間かおきに粉と水を加えてかき混ぜて酵母を増やしていく。増えたパン種をまた明日様に少し取って置いて、残りをパン作りに使うのだ。朝から始めたパン作りは最終的に夜になるのだそう。そして朝早く(私たちにとってはまだ夜中??)に焼きあがる。一日仕事。だからこそここでしか食べる事が出来ないパンが焼きあがるのですね。本当に感動しました。
もちろん、酵母を50年も継いで来ているなんて真似出来ないけれども、粉・薪・窯・そして職人さんの火を操る感覚、どれも誰にも真似出来ないことばかりだと思いました。
でも、少しでもこれほどに美味しいパンが日本でも食べれたらと思います。だってこんなに美味しいパン、日本では食べたことが無い、まったく別物の様にも感じます。


そして、あまりにも美味しかったので、ビスコッティやタラッリをたくさん購入してダニエラに送ります。届いたらダニエラできっと食べれるかもしれません。スタッフに聞いてみてくださいね。
このパン屋さんに教えてもらって、次は近所のパスタフレスカの店へ。パン屋のお兄さんの話では、やはり今は家庭でもあまりパスタフレスカは作らなくなったから・・・もう少し君達が何日かここに滞在するんだったら、うちのおばあちゃんとかにお願いして見せてあげるのに・・・パスタフレスカ店はどこも機械で作ってるよ。との事。
それでも、と教えてもらう。


この店ではもう仕込みは終わって片付けちゃった後だったので、話だけ色々と聞いてみる。ここのお店で使っている粉を売ってくれると言うので購入。セモリナ粉を細かく挽いたものと荒めに挽いたもの、2種類でパスタによって使い分ける。この辺が、北のパスタとの違いだ。ここで売っているお惣菜のアランチーニで今日のお昼は済ませる。パンやビスコッティでもうすでにお腹はいっぱいなんだけど・・・
この後、お肉屋さんの前に止まっている車の荷台を撮影。おそらく馬のお肉だと思われる。

ちょっとした買い物をしたくて、でもイタリアではなかなか時間が合わない。昼を過ぎるとみんなお店は閉まってしまう。そこで、大きなスーパーマーケット(ここはずっと開いている)をめざしてPotenzaという大きな町まで道を尋ねながらやっとたどりついた。ここで、今日の夕飯も買っておく。ダニエラで販売しているモッツァレラチーズがこの店で売っていた。そう、ここからすぐ近くに美味しい水牛のモッツァレラチーズが造られる土地があるんだ!さっそく購入。他にもハム・サラミセットと丸い唐辛子にアンチョビとケッパーとオリーブを詰めたもの、カルチョーフィのマリネをグリルしたもの。ヨーグルト。




さぁ、サレルノ方向に向かって高速を飛ばします。
結構時間が遅くなってきたし、サレルノの中心街に入るのはやめて、ひとつ手前の街で降りてホテルを探す。本当はB&Bの様なはずれの田舎にあるような所を見つけたかったんだけど見つからず、大きなホテルに決めた。値段の交渉をして三ツ星のホテル(と言ってもかなり古くて設備も普通)にしては安くしてもらった。それでも一晩65ユーロ。


部屋に入り、さっそくご飯にする。モッツァレラはボッコンチーノだった。ダニエラで使っているサイズのより固めの食感。たくさん入っている・・・これだけでお腹がいっぱいになりそう。でも、なかなかどれも美味しくて満足。
朝買ったパンと一緒に楽しみました。


サッシの中のB&Bで目が覚める。自分は何も変わらないんだけど世界遺産の中の暮らしをちょっと体感した気分でなんだかたましいが引き締まる感じがするものです。
遠いローマ時代の人達も同じようにここで寝たのかな?
荷造りをしてサッシを出ます。旅に出るぞ!という感じです。車まで重い荷物を引きずって、駐車場までがんばります。そして近くのBARで朝ごはん。何かの実のトルタとカプチーノを注文。何の実??でもこれってダニエラの隣の植木の脇に雑草ぽく生えている実とそっくりです。もしかしてこれはあれでは?と、BARのおねいさんに聞いてみます。
すると、「カシスの実」だと教えてくれました。

確かに酸味が強くて個性のある味です。なかなか美味しいのですがカシスの実は初めて見ました。でも、もしかしたらダニエラの横に実っていたかもですね。
朝ごはんも済ませて、目的の地「ALTAMURA」アルタムーラへ。ここはパンの街。パーネ・プリエーゼは美味しいくてでっかいので有名ですが、ここの街が一応「パンの街・アルタムーラ」となっています。カロヴィーニョのパン屋さんも大感動でしたが、本場を一応見ておかないとね。ということで、マテーラからはすぐ近くなのでピュ-ンといっちゃいます。
街に入ったとたんにパン屋があちこちに・・・どこも賑わっている感じです。


その中でも、老舗の風貌を感じる店に入ってみることに。店の外にはたくさんの薪が置いてあります。「ごめんくださーい!!」と入ってみると、そこは店じゃなくて窯のある焼き場だった。「すいません、写真撮らせてもらってもいいですか?・・・あと、VIDEOも・・・」と言う間もなく「どうぞどうぞ、どんどん撮ってください。何を知りたいですか?クッキーどうぞ。食べなさい。今焼きあがったばかりだよ・・」と両手にいっぱいクッキーを渡されて、写真とれないよー・・・。「グラッツェ、ありがとう。いただきます」「パンはもう焼きあがって、今はクッキー(ビスコッティ)を焼いてるんだよ。」とのこと。フォルノを見せてもらう。かなり中は広い。5m×6mあるそう。火は樫の木の薪を端っこで少し炊いてるだけ。
でも全体にいきわたってちょうどいいらしい。





パンはもっと高い温度が必要なのでもっとたくさんの木を使うのだそうだ。写真を撮るために小さな紙を入れて火を燃やしてくれたけど、本当はこのように燃え盛っている火ではなくてゆっくりと燃えている。
パンの作り方もひと通り教えてもらった。天然酵母をここでは1966年から継いで使っているとのこと。残しておいたパン種を毎朝取り出して常温に置き、何時間かおきに粉と水を加えてかき混ぜて酵母を増やしていく。増えたパン種をまた明日様に少し取って置いて、残りをパン作りに使うのだ。朝から始めたパン作りは最終的に夜になるのだそう。そして朝早く(私たちにとってはまだ夜中??)に焼きあがる。一日仕事。だからこそここでしか食べる事が出来ないパンが焼きあがるのですね。本当に感動しました。
もちろん、酵母を50年も継いで来ているなんて真似出来ないけれども、粉・薪・窯・そして職人さんの火を操る感覚、どれも誰にも真似出来ないことばかりだと思いました。
でも、少しでもこれほどに美味しいパンが日本でも食べれたらと思います。だってこんなに美味しいパン、日本では食べたことが無い、まったく別物の様にも感じます。


そして、あまりにも美味しかったので、ビスコッティやタラッリをたくさん購入してダニエラに送ります。届いたらダニエラできっと食べれるかもしれません。スタッフに聞いてみてくださいね。
このパン屋さんに教えてもらって、次は近所のパスタフレスカの店へ。パン屋のお兄さんの話では、やはり今は家庭でもあまりパスタフレスカは作らなくなったから・・・もう少し君達が何日かここに滞在するんだったら、うちのおばあちゃんとかにお願いして見せてあげるのに・・・パスタフレスカ店はどこも機械で作ってるよ。との事。
それでも、と教えてもらう。


この店ではもう仕込みは終わって片付けちゃった後だったので、話だけ色々と聞いてみる。ここのお店で使っている粉を売ってくれると言うので購入。セモリナ粉を細かく挽いたものと荒めに挽いたもの、2種類でパスタによって使い分ける。この辺が、北のパスタとの違いだ。ここで売っているお惣菜のアランチーニで今日のお昼は済ませる。パンやビスコッティでもうすでにお腹はいっぱいなんだけど・・・
この後、お肉屋さんの前に止まっている車の荷台を撮影。おそらく馬のお肉だと思われる。

ちょっとした買い物をしたくて、でもイタリアではなかなか時間が合わない。昼を過ぎるとみんなお店は閉まってしまう。そこで、大きなスーパーマーケット(ここはずっと開いている)をめざしてPotenzaという大きな町まで道を尋ねながらやっとたどりついた。ここで、今日の夕飯も買っておく。ダニエラで販売しているモッツァレラチーズがこの店で売っていた。そう、ここからすぐ近くに美味しい水牛のモッツァレラチーズが造られる土地があるんだ!さっそく購入。他にもハム・サラミセットと丸い唐辛子にアンチョビとケッパーとオリーブを詰めたもの、カルチョーフィのマリネをグリルしたもの。ヨーグルト。




さぁ、サレルノ方向に向かって高速を飛ばします。
結構時間が遅くなってきたし、サレルノの中心街に入るのはやめて、ひとつ手前の街で降りてホテルを探す。本当はB&Bの様なはずれの田舎にあるような所を見つけたかったんだけど見つからず、大きなホテルに決めた。値段の交渉をして三ツ星のホテル(と言ってもかなり古くて設備も普通)にしては安くしてもらった。それでも一晩65ユーロ。


部屋に入り、さっそくご飯にする。モッツァレラはボッコンチーノだった。ダニエラで使っているサイズのより固めの食感。たくさん入っている・・・これだけでお腹がいっぱいになりそう。でも、なかなかどれも美味しくて満足。
朝買ったパンと一緒に楽しみました。
9月28日~29日 カターニャからプーリアへ

9月28日(日)~29日(月)タオルミーナ~プーリアへ出発
今日は、夜遅くにレンタカーをカターニア空港に返却して、そのあとプーリア行きのプルマンに乗る予定。
なので今日もゆっくりこの辺りを見て回る時間があるので、朝から出かけていってベナンティの畑名に出てくる場所をまわってみる事にした。「VERZELLA」や「PIETRAMARINA」「ROVITELLO」などだ。



途中収穫をやっているところもあったが、まだ収穫前のぶどうが熟れていて美味しい食べごろになっていた。
あちこち畑を見てまわっている間、色んな木を見つけました。ちょうど、実りの季節です。

くるみの木。もうここのは実が割れていて熟れているようです。

アーモンドの木。

その実。

fichi di india(インドのイチジクという名のくだもの・・・パレルモ編で出てきました)

ヘーゼルナッツの木。

ヘーゼルナッツの実。
いったん戻って荷物をすべて車に乗せて出発。と言っても鍵を返しにRandozzoの街に出かけていく。するとちょうど朝市をやっていた。今日は、日曜日で朝から爆竹の音もしていたけど、どこからこんなに人が出てきたのかとびっくりするほどの人だかり。私達もうろちょろしてちょっとしたものを購入。またもやお腹も空く時間。Taorminaの方向に向かいながら見つけたリストランテへ。

日曜日だから家族連れで賑わう広々とした店。いかにもって感じのシニョーレに案内されて席に着く。また「アンティパスト・ミスト」を頼む。そして、プリモは「ファルファッレ ブロンテのピスタチオのソース」というのを頼んでみる。これはパスタフレスカではなく、乾燥パスタだった。ラディッキオをちぎった物がのせてある。セコンドは「ボッコンチーノ ウミド」という料理。かなり硬い肉だが味があって食べ応えがある。玉ねぎなどの野菜を煮込んだソース。


日曜日のレストランの雰囲気を堪能する。

そして、車を飛ばしてタオルミーナまで。途中、Giardino Naxosの海沿いに車を止めてカッフェをする。日本人好きのおじさんがかぎ付けてきてつきまとわれる。日本人の女性が大好きだ!!君はイタリアの男好きか??などと言ってくる。適当に交わして、タオルミーナへ。ここでも丁度いい場所に車の置き場所を見つけて下の海まで降りてみる。途中、たくさんの猫に出会う。


グランブルーという映画に出てきた「イゾラベッラ」らしき近くまで行ってみる・・・といっても肝心の映画を見てないのでよくわからず。雰囲気だけ楽しんでそろそろカターニアへ向かう時間。

途中雨に降られながらの高速道路。今度はちゃんとアウトストラーダで向かいました。カターニア空港にかなり早めに着いたので、また先日と同じバールに陣取ってパニーノとアランチーニをむさぼる。コトレッタを挟んだパニーノ、温めてくれてあつあつ、最高に美味しい。アランチーニもなかのトマトソースラグーとリゾ(サフランライス)の味付けが美味しいし、パン粉の薄さ軽さもいけてる。形も三角ぼうしで変わっている。
この空港、気に入った。

空港にはただ、レンタカーを利用するためだけにきている。プルマン→レンタカー→プルマンという乗り継ぎに便利な場所だからというそれだけ。この後、カターニャのチェントロにあるプルマンのターミナル(プーリア行きなどの遠距離バス)まで空港からバスに乗る。プーリアのBrindisi行きのバスはちょっと遅れて22時過ぎに出発。このバスはインターネットで予約できるので便利。予約席なのでちゃんと名前を呼ばれ乗り込むのだが、トイレ休憩で誰かが帰ってこない・・・などというハプニングで、皆が「なんてこったよ!もう帰ってこないんじゃないか?」「船に乗り遅れるんじゃないの?」などと心配を始める。

そう、この船はメッシーナから船に乗って本島に渡っちゃうのだ。船の中は結構広々としていて大きく色んな施設が整っている。ショップやレストラン、バールなど・・・
でも意外と乗ってる時間は短く、20分後に集合と言われてトイレだけ済まして戻るとすぐに発車。このあと到着の6時頃までなかなか眠れない。座席はそれほど快適ではないかも。でも自分で運転して移動することを考えると楽ちんだし、電車(汽車)だとものすごい時間がかかる。とうぜん飛行機は何倍もお金がかかるし、バスだと夜の寝ている間に移動が出来てお金も時間も節約出来るという便利な物。どこででもぐっすり眠れる人にはオススメです。(モモちゃんみたいに・・・)
Brindisiに6時過ぎに到着。ここでも空港でレンタカーを予約してある。なぜなら一番早い時間にOPENする窓口がここ、空港だし、街中のレンタカーのショップの周りで時間をつぶすのは大きな荷物を抱えた私たちにはちょっと大変だと考えたから。でも、カターニャからのプルマンは空港までは行ってくれない。プルマンの運転手に空港まで行きたいんだけど。と相談するとタクシーの運転手が降りたところにちゃんと待っている。プルマンを降りた人達に、乗る人はいませんか?と相乗りを薦めてたけど、利用するのは私たちだけだった。
空港まで30ユーロとちょっと高いけどしかたがない。
空港のロビーはまだ人気もなくて掃除をしている人しかいない。
その辺のコンセントを借りて充電をしたりしながらレンタカーが開くのを待つ。
8時半にレンタカーのショップが皆開く。またHertsでの予約。同じFordの車だけどガソリンが今度のは「ディーゼル車」だ。エンジンの音が違うのとクラッチのつながりがすごく浅い。急な坂道はけっこうきびしい。そして、ガソリンがすぐ無くなる・・・

ブリンディシを出るとすぐにカロヴィーニョへ向かう。ここは昔、7・8年前におとづれた事がある街で、えらくここのパン屋のオリーブパンが気に入っていたので、久しぶりにたづねて見ることにしたのだ。到着したのがもう遅かったのでシニョーラが掃除をしていた。パンも少ししか残っていない??でもシニョーラにお願いすると釜の扉を開けて見せてくれた。パンがたくさんまだ焼かれている!でも、わたしのお目当てのオリーブパンは何とか残っていてくれたので、購入。広場に出てベンチで座って食べる。香りがいい。薪の香りが鼻からぬけてオリーブの香りとあわさって何ともいえない。生地はしっとりとしていて空気をたくさん含んでいてふんわりしているが、表面の皮面はぱりぱり。美味しいパンは本当に幸せな気分にしてくれる。




カロヴィーニョはこれだけ。次はオストゥーニの街を見に行く。

真っ白な城塞の街。そこからこんどはアルベロベッロ。トゥルッリがかわいらしい街。
ここではちょっと観光っぽく街をひとめぐりしてお土産品など購入。そして次の街へ。

ここはパスタフレスカの店が4件ほどあるはずだったのですが、歩き回った末どこも月曜日休み。この街はどこも月曜休みの店が多いらしい。で、お腹空いてきたのでどこか入ろうと思っているとパンやパニーノを歩きながら食べている人達を多く見かける。また野生のカンで鼻を利かせながら行ってみると、見つけたパン屋。
フォカッチャやピッツァも切り売りしている。中に玉ねぎを詰めたフォカッチャとトマトののったピッツァを買う。他にもまたカントゥッチやタラッリを買う。
近くの景色がいい駐車場に行って食べる。外で食べたいところだけど、もう外は寒くてたまらない感じなので、車の中で食べる。


ものすごく太い幹のオリーブの木や収穫の終わった後の美しいコントラストの小麦畑の雄大な景色の中を気持ちよく走り抜ける。こんなドライブは全然苦にならない。どんだけでも走れちゃいそう。さぁ、今日は何処に泊まろうかな・・・考えながら走る。
プーリアではなくなっちゃうけど、マテーラという街があって世界遺産の街なのでそこに向かってみる。明日の朝は、「アルタムーラ」というパンの町へ行きたいので丁度いい距離。
Sassi(サッシ)という古い町並みは新しい町並みから急に現れる。がけの斜面沿いに高低差が激しく造られている。今日はこの中にあるB&Bをチェントロにある旅行会社の人に紹介してもらったので、行ってみる。サッシの中には当然車では入れないし、近くまで行くのもむずかしいため、一番近い駐車場(有料)を利用する。ここからもサッシの入り口まで300mくらいはあるか。サッシに入るとでこぼこの石畳。そして急な坂道が続き登ったり下ったりしながらまた300m位進む。本当にすごい景色なんだけど「なんで?」ここまでやったの??と思わずにはいられない。でもイタリアにはこのような要塞都市(だった後の街)が多く点在する。でも何百年も前の遺跡的なところでまだこの人達は普通の生活を送っているのだからすごい。


B&Bは広い部屋で設備もちゃんとしていて、感じのいいところ。部屋のまどからはサッシの風景が見える。最高なポジションだ。これで一晩60ユーロ(朝食が付くと65ユーロ)朝食はバールで二人で3ユーロくらいで済むから節約する。
ここのシニョーラにこの辺のおすすめレストランを聞いてみる。パスタフレスカの美味しい店があれば教えて欲しいんだけど、との質問に「じゃぁ、ここが一番よ」と教えてくれた店に行ってみる。


確かに、店に入ったところにパスタフレスカが飾ってあった。いわゆる地元のトラットリア的な店で観光客も含めた大勢のお客でにぎわっている。カメリエレの男性が断然オススメするのがまたいつもの「アンティパストミスト」。シチリアでもそうだったがだいたいこれを薦めてくる。自身の一品なのだ。「色々と調理した野菜がのっていて絶対最高に美味しいから!」そこまで言えるってすごい自身。ここプーリア(あ、マテーラはバジリカータに入ります)では初なので注文してみる。それと、オレキエッテ チーマ ディ ラーパのソースを半分のポーションにしてもらい、モモちゃんはフェットチーネ きのことルコラのソース



を注文。前菜の量が今までよりさらにボリュームアップだ。でもすごく美味しそう!
「プーレ ディ ファーヴェ(そら豆のピューレ)」「きのこのマリネ」「パプリカ リピエノ(パプリカの詰め物)」「なすとモッツァレラチーズのオーブン焼」「ジャガイモの煮込みとカルチョーフィ焼き」「ピッツァ ディ リーゾ(お米のピッツァ)」
どれも味付けがやさしくて美味しい。でも、プリモ食べれるかなぁ・・・
オレキエッテの味付けもやさしくてチーマディラーパのそのものの味わいがしっかり。この店では色んな料理にパン粉の揚げたものがかけられて、アクセントになっている(かりっとした食感)でも、さすがに食べきれず残してしまう。カメリエレにごめんなさい、もうお腹がいっぱいで食べられないの。と謝る。彼は一人でたくさんのテーブルを担当してよく働くプロフェッシャルだ。料理のサーブも手際よく、少しでも手が開くとお客に声をかけて歩く。話も上手で楽しませ上手。なかなか欲しい人材だ。でも、サービスでこの後少量のカヴァテッリ アル ポモドーロを出してくれる。お腹いっぱいだって言ったばかりなのに・・・

でも、ありがたく完食してお会計をお願いした。これ以上はもう無理!!カラフェのワインも残してしまったが、感じの良いワインだった。
もう真冬をすこし感じさせられる寒さ。冬はもうすぐそこです。迷子になりながら帰ります。おやすみ
9月27日(土曜日) I Vigneriの畑とBronteのピスタチオ祭り


今日は、昨日遅くまで作業をしていたので起きたのが10時。周りがあまりにも静かでなにもない所なのでぐっすり寝すぎてしまった・・・
外に出て畑の写真を撮ったりしていると、誰か来る。(表の車が通る普通の道から、砂利道のわき道をしばらく入って来て、そのまたわき道を進んでくると辿り着けるというそんな陸の孤島的な場所なのです)
「Ciao」「・・・あー、Ciao」(だれだっけ?あった事ありました?)と、とても田舎訛りのしゃべりで「Sono Maurizio, tutto bene?」「あーはじめまして。よろしく」と答えると、「サルヴォが君らを畑に案内する様にって言ってるんだけど、今すぐ行けるか?」とのこと。「なんだったら街で待ってるけど」まだ、街に自力で辿り着ける自身は無いから!!
すぐに、準備するから~待っててね。とあわてて着替えて出て行くと、モモちゃんがスリッパのまま・・・ごめん、もちょっと待ってね。
やはり、街の男達と違って農家の男は荒っぽくてせっかちな感じで男らしい。
車の中ではサルヴォさんの作るぶどうについて熱く語ってくれた。サルヴォさんは今どんどんと畑を買い足していっているそうだ。この辺はワイン作りにとても適した土地で、とてもお金がかかるが、それだけすばらしいポテンシャルの土地だとのこと。そして、このアルベレッロ式で育てられた木は、太陽から注がれるエネルギーを全身で受け止めることが出来るのだそう。そして、ぶどうに一番大事なのは、水ではなくこのエネルギーと山に吹く風。この土地ではその両方が最高の形で揃うという。


彼が最初にサルヴォに会ったときは「こいつ、キチガイかと思ったよ!」という。あまりにも現実的ではないし、誰も相手にしない話だと思ったよ。と。でも、今ではすっかり彼と仕事をすることが気に入ってるそうだ。でも、すごい仕事だよ。俺らはたった40人(今年は40人に増えたが去年は16人しかいなかった)でこれだけの畑を見ているんだ。とバッグの中の鍵の束を見せてくれる。これ、全部が畑の鍵。全部の畑を見て回るのに2日はかかるよ。
そして、私たちは彼らのたくさんある畑のうち3ヶ所に連れて行ってもらえた。
ひとつ目はまだ今年植えたばかりの苗が並ぶ畑と隣りあわせで約40年くらいという木が並ぶ畑。今年の7月頃に大きなこぶし大の雹が降ったらしく、ぶどうは大丈夫だったんだけど、葉っぱが結構痛んでる。

二つ目の畑は100年以上の木が育つ古い畑と、最近買ったばかりの荒れて放置されていた畑をこれから全部作業してあたらしく植えるんだという場所。今も作業をしているところにお邪魔する。



途中、クルミの木を発見。木からもいで実を割ってみると胡桃の種があらわれる。
本当はまだ少し時期が早いのだけど、熟れてくると実が割れて種が自然に現れるのです。早速種を割って食べさせてもらう。みずみずしくて味は最高。えぐみや苦味はほとんど感じない。以前イタリアで暮らしていたときも、近くになっていた胡桃を拾って食べていたけどこれほど立派で美味しくはなかったぁ。やっぱり土地が違うのかなぁ。


そして、三つ目は一番標高が高くてこちらは雹の被害を受けなかったというきれいな畑。ここでは「Vinudilice」というワインの為の三種類のぶどうを育てている。Rosatoという赤ワインとロゼワインの間(?)くらいのワイン。この畑の周りにはたくさんのどんぐりの木があってそれがワイン名になっている。


お腹が空いたので一旦Randozzoの街のトラットリアへ。がらんとして広いけどお客は少ない。オフシーズンだからかな?メニューはやはりアンティパスト・ミストがオススメされるけど、昨日も食べたので今日はアンティパストに生ハム・ルッコラ・モッツァレラの一品。


きざんだルッコラが香りが良くておいしい。モッツァレラもブファラ(水牛)だ。
そして、モモちゃんが昨日作ったMaccheroniを注文。私はサルシッチャのローストを。もう、プリモピアットは食べれない・・・でも、サルシッチャも三本分ものっかってきた。こんなに食べれないのに!絶対にドルチェまでいけない日々が続く。


食後、Bronteという町へ向かってみる。ここではちょうど今”Sagra del Pistacchio”ピスタチオ祭りをやっているはずだ。
ちょっと迷いながらもなんとか祭りをやっているチェントロにやってきた。


いきなり素敵な出店を発見。シニョーレがどくろを回して陶器を作り、シニョーラが絵付けをしている陶器のおみやげ屋さん。大きい物から小さい小物まで売っている。あーー、重いし、ワレモノだし、どうしよう・・・でも、気に入ったら買っておいたほうがいいのだ。値段も悪くない。出店の照明に使われているランプの傘がこれまたかわいらしい焼き物で出来ている。よく見ると値段(?)が貼ってある。「これ、売ってくれるの?」と聞くと、ちょっとおじさん、あわてて「これ??これがほしいって??」と言っておばさんに「これを売ってほしいんだってよ」
おばさんは「あー、何でも売るわよ。欲しければ。このテントだって持っていきな」・・・
との返事。売り物ではなかったらしい。でもあまりにもかわいい。何か買って帰ろう。これから街を散策するので、また後で寄らせてもらいます。


街にはあちらこちらに出店が出ていて美味しそうなピスタチオの製品がたくさん。でも、こちらのお店のあまりにも美味しそうな香りに負けてピスタチオのジェラートをその場で焼いたワッフルコーンにのせてくれるものを1つ購入。ああ、これを食べれただけでもイタリアに来た甲斐があったというもの。最高に美味しい!ちょっといろいろと買いすぎた?これはサヴィーニョの店のみんなにおみやげ。日本のダニエラにも送ります。


しかし、ピスタチオでここま色々出来るんだ。さっきの出店のシニョーラに生のピスタチオをいただいて、味見をする。美味しい。少し青臭い味はあるけどぜんぜん嫌味はなくてかえって美味に感じる。
日本では殻つきで炒ったピスタチオがほとんどだけどあれとはまた、全然違うもののような味わいがある。
だいたいひとまわりしてまた最初にいった陶器の店でお買い物を済ませて帰途につく。




帰り道でやっとすこし顔をのぞかせたエトナ山。ずっと雲に隠れていてこれまでは見えなかったのだ。よかった。少しだけだけど見れて。

今日は、買い食いやら食べ歩きやらでお腹はいっぱいなのでこのままゆっくりして就寝。
おやすみなさい。


今日は、昨日遅くまで作業をしていたので起きたのが10時。周りがあまりにも静かでなにもない所なのでぐっすり寝すぎてしまった・・・
外に出て畑の写真を撮ったりしていると、誰か来る。(表の車が通る普通の道から、砂利道のわき道をしばらく入って来て、そのまたわき道を進んでくると辿り着けるというそんな陸の孤島的な場所なのです)
「Ciao」「・・・あー、Ciao」(だれだっけ?あった事ありました?)と、とても田舎訛りのしゃべりで「Sono Maurizio, tutto bene?」「あーはじめまして。よろしく」と答えると、「サルヴォが君らを畑に案内する様にって言ってるんだけど、今すぐ行けるか?」とのこと。「なんだったら街で待ってるけど」まだ、街に自力で辿り着ける自身は無いから!!
すぐに、準備するから~待っててね。とあわてて着替えて出て行くと、モモちゃんがスリッパのまま・・・ごめん、もちょっと待ってね。
やはり、街の男達と違って農家の男は荒っぽくてせっかちな感じで男らしい。
車の中ではサルヴォさんの作るぶどうについて熱く語ってくれた。サルヴォさんは今どんどんと畑を買い足していっているそうだ。この辺はワイン作りにとても適した土地で、とてもお金がかかるが、それだけすばらしいポテンシャルの土地だとのこと。そして、このアルベレッロ式で育てられた木は、太陽から注がれるエネルギーを全身で受け止めることが出来るのだそう。そして、ぶどうに一番大事なのは、水ではなくこのエネルギーと山に吹く風。この土地ではその両方が最高の形で揃うという。


彼が最初にサルヴォに会ったときは「こいつ、キチガイかと思ったよ!」という。あまりにも現実的ではないし、誰も相手にしない話だと思ったよ。と。でも、今ではすっかり彼と仕事をすることが気に入ってるそうだ。でも、すごい仕事だよ。俺らはたった40人(今年は40人に増えたが去年は16人しかいなかった)でこれだけの畑を見ているんだ。とバッグの中の鍵の束を見せてくれる。これ、全部が畑の鍵。全部の畑を見て回るのに2日はかかるよ。
そして、私たちは彼らのたくさんある畑のうち3ヶ所に連れて行ってもらえた。
ひとつ目はまだ今年植えたばかりの苗が並ぶ畑と隣りあわせで約40年くらいという木が並ぶ畑。今年の7月頃に大きなこぶし大の雹が降ったらしく、ぶどうは大丈夫だったんだけど、葉っぱが結構痛んでる。

二つ目の畑は100年以上の木が育つ古い畑と、最近買ったばかりの荒れて放置されていた畑をこれから全部作業してあたらしく植えるんだという場所。今も作業をしているところにお邪魔する。



途中、クルミの木を発見。木からもいで実を割ってみると胡桃の種があらわれる。
本当はまだ少し時期が早いのだけど、熟れてくると実が割れて種が自然に現れるのです。早速種を割って食べさせてもらう。みずみずしくて味は最高。えぐみや苦味はほとんど感じない。以前イタリアで暮らしていたときも、近くになっていた胡桃を拾って食べていたけどこれほど立派で美味しくはなかったぁ。やっぱり土地が違うのかなぁ。


そして、三つ目は一番標高が高くてこちらは雹の被害を受けなかったというきれいな畑。ここでは「Vinudilice」というワインの為の三種類のぶどうを育てている。Rosatoという赤ワインとロゼワインの間(?)くらいのワイン。この畑の周りにはたくさんのどんぐりの木があってそれがワイン名になっている。


お腹が空いたので一旦Randozzoの街のトラットリアへ。がらんとして広いけどお客は少ない。オフシーズンだからかな?メニューはやはりアンティパスト・ミストがオススメされるけど、昨日も食べたので今日はアンティパストに生ハム・ルッコラ・モッツァレラの一品。


きざんだルッコラが香りが良くておいしい。モッツァレラもブファラ(水牛)だ。
そして、モモちゃんが昨日作ったMaccheroniを注文。私はサルシッチャのローストを。もう、プリモピアットは食べれない・・・でも、サルシッチャも三本分ものっかってきた。こんなに食べれないのに!絶対にドルチェまでいけない日々が続く。


食後、Bronteという町へ向かってみる。ここではちょうど今”Sagra del Pistacchio”ピスタチオ祭りをやっているはずだ。
ちょっと迷いながらもなんとか祭りをやっているチェントロにやってきた。


いきなり素敵な出店を発見。シニョーレがどくろを回して陶器を作り、シニョーラが絵付けをしている陶器のおみやげ屋さん。大きい物から小さい小物まで売っている。あーー、重いし、ワレモノだし、どうしよう・・・でも、気に入ったら買っておいたほうがいいのだ。値段も悪くない。出店の照明に使われているランプの傘がこれまたかわいらしい焼き物で出来ている。よく見ると値段(?)が貼ってある。「これ、売ってくれるの?」と聞くと、ちょっとおじさん、あわてて「これ??これがほしいって??」と言っておばさんに「これを売ってほしいんだってよ」
おばさんは「あー、何でも売るわよ。欲しければ。このテントだって持っていきな」・・・
との返事。売り物ではなかったらしい。でもあまりにもかわいい。何か買って帰ろう。これから街を散策するので、また後で寄らせてもらいます。


街にはあちらこちらに出店が出ていて美味しそうなピスタチオの製品がたくさん。でも、こちらのお店のあまりにも美味しそうな香りに負けてピスタチオのジェラートをその場で焼いたワッフルコーンにのせてくれるものを1つ購入。ああ、これを食べれただけでもイタリアに来た甲斐があったというもの。最高に美味しい!ちょっといろいろと買いすぎた?これはサヴィーニョの店のみんなにおみやげ。日本のダニエラにも送ります。


しかし、ピスタチオでここま色々出来るんだ。さっきの出店のシニョーラに生のピスタチオをいただいて、味見をする。美味しい。少し青臭い味はあるけどぜんぜん嫌味はなくてかえって美味に感じる。
日本では殻つきで炒ったピスタチオがほとんどだけどあれとはまた、全然違うもののような味わいがある。
だいたいひとまわりしてまた最初にいった陶器の店でお買い物を済ませて帰途につく。




帰り道でやっとすこし顔をのぞかせたエトナ山。ずっと雲に隠れていてこれまでは見えなかったのだ。よかった。少しだけだけど見れて。

今日は、買い食いやら食べ歩きやらでお腹はいっぱいなのでこのままゆっくりして就寝。
おやすみなさい。
9月26日(金)Randozzo・ランドッツォのパスタフレスカの店
サルヴォさんに連れて行ってもらったお店の名前を書くのを忘れていました。
”Sna Giorgio e Il Drago”でした。

さて、ここからはI Vigneri のスタッフのENZOさんのいとこがRandozzoの街中でやっているという、”Pastaficio”パスタフレスカの店に案内してもらいました。


ここも、パレルモでも見た様に機械でほとんどのパスタを作ってしまいます。でも、私たちがパスタフレスカを勉強しにはるばる東京からやって来た!ということで、さまざまなパスタの作り方をデモンストレーションしてくれました。オーナーのVINZENZOさんは若い頃にGenovaの近くで修行を積んだらしくトロフィエTrofieは昔の人は太ももを使って作っていたんだよ、と教えてくれた。
先ほど食事をした店のパスタもここで作っている。イタリアではレストランも専門店に作らせている店が多い。


ちょうど、4~5人のシニョーラ達が集まってMaccheroniを作っている所だったので手伝わせてもらう。いつもダニエラで作っているパスタと比べると、粉も違うし生地のレシピが全然ちがう。ここの生地はもっちりしていてとても扱いやすい生地だ。GranaSemoraDuroを使うので水も加えているようだ。
この辺りでも、パスタフレスカの店は少なくなってしまったとのこと。手で作るパスタフレスカは家で少人数の分をお母さんやおばあちゃんが作るだけとなってしまっている。
でも、この辺りのトラットリアやリストランテにはほとんどこの手打ちパスタをメニューに載せているので、需要はかなりあるんじゃないかなぁと思う。


明日注文が入っている”Ravioli di Ricotta e Spinacci”のリピエノを作るため、山にリコッタチーズを買いに行くというので付いて行く。16kgのリコッタを牛小屋の横に立つ保管場所から抱えて帰る。
そのまま食べさせてもらう。作りたてのやわらかい豆腐のようなさっぱりとして優しい味わい。
街の見所を案内してもらいながら帰途につく。ひと通りリコッタのリピエノ作りを見せて頂いたあと、夕食にプロシュート エ メローネ をごちそうになる。

宿泊先まで送ってもらい今日はすこしたまっている記事を書いたり写真やVideoの整理をする。なかなか慣れない仕事なので3時間やっても進まず・・・
そして、Videoをネットにアップしようとがんばるも、簡単にいかない。Romaでは割とスムーズだったのに、やっぱり山の中だから???
サルヴォさんに連れて行ってもらったお店の名前を書くのを忘れていました。
”Sna Giorgio e Il Drago”でした。

さて、ここからはI Vigneri のスタッフのENZOさんのいとこがRandozzoの街中でやっているという、”Pastaficio”パスタフレスカの店に案内してもらいました。


ここも、パレルモでも見た様に機械でほとんどのパスタを作ってしまいます。でも、私たちがパスタフレスカを勉強しにはるばる東京からやって来た!ということで、さまざまなパスタの作り方をデモンストレーションしてくれました。オーナーのVINZENZOさんは若い頃にGenovaの近くで修行を積んだらしくトロフィエTrofieは昔の人は太ももを使って作っていたんだよ、と教えてくれた。
先ほど食事をした店のパスタもここで作っている。イタリアではレストランも専門店に作らせている店が多い。


ちょうど、4~5人のシニョーラ達が集まってMaccheroniを作っている所だったので手伝わせてもらう。いつもダニエラで作っているパスタと比べると、粉も違うし生地のレシピが全然ちがう。ここの生地はもっちりしていてとても扱いやすい生地だ。GranaSemoraDuroを使うので水も加えているようだ。
この辺りでも、パスタフレスカの店は少なくなってしまったとのこと。手で作るパスタフレスカは家で少人数の分をお母さんやおばあちゃんが作るだけとなってしまっている。
でも、この辺りのトラットリアやリストランテにはほとんどこの手打ちパスタをメニューに載せているので、需要はかなりあるんじゃないかなぁと思う。


明日注文が入っている”Ravioli di Ricotta e Spinacci”のリピエノを作るため、山にリコッタチーズを買いに行くというので付いて行く。16kgのリコッタを牛小屋の横に立つ保管場所から抱えて帰る。
そのまま食べさせてもらう。作りたてのやわらかい豆腐のようなさっぱりとして優しい味わい。
街の見所を案内してもらいながら帰途につく。ひと通りリコッタのリピエノ作りを見せて頂いたあと、夕食にプロシュート エ メローネ をごちそうになる。

宿泊先まで送ってもらい今日はすこしたまっている記事を書いたり写真やVideoの整理をする。なかなか慣れない仕事なので3時間やっても進まず・・・
そして、Videoをネットにアップしようとがんばるも、簡単にいかない。Romaでは割とスムーズだったのに、やっぱり山の中だから???
9月26日(金)カターニアへ ~カンティーナ訪問~

朝5時45分発のプルマンに乗ってカターニアに出発。カターニア行きのプルマンはパレルモ・チェントラーレの駅を正面からみて左側の脇に入った道沿いにバス会社の事務所が何社か並んでいて、そこに時刻表が貼り出してあります。チケットもそこで買うことが出来ます。
その日はカターニアから50kgくらい離れている”BENANTI”というカンティーナに10時に伺う約束をしているので、カターニアの空港でレンタカーをピックアップして、カンティーナに向かうつもりです。予定より少し早い8時10分頃に空港に到着。レンタカーは8時半からしかやっていないので、到着ロビーにあるバールで朝食をとる。PANZOROTTOというまぁるい


パンのようなクッキーのようなものにチョコクリームが入っている。これは、かなり美味しい!7月に石垣島に行ったときも、これに似たもので中にピーナッツリームが入ってるものがあったなぁ・・・
そして予約しておいたHERTZへ。出発・到着の建物から歩いて2~3分のところにレンタカー会社が8社くらい入っている小さな建物がある。中に入るとHERTZだけが行列。私も日本で色々と調べたのですが、8社のうち2社はインターナショナルなAVISとHERTZ、あとはイタリアの会社で、イタリアの高級車や500(チンクエチェント)をレンタル出来たりする会社もあって、リッチな旅には是非利用したいところ。だけどもだけど、とにかく一番安いという条件で決めたのがHERTZ。なのでこの行列なんだと思う。
ここでも思ったほどてこづる事もなく(少し並んで待ったが)FORD社の車のキーをゲット。
レンタカー会社の駐車場を出たはいいけど道案内も何もないのでお兄さんに尋ねるがよくわからず。とりあえず進め!ということで本当はAutostorda(高速道路)に乗らなくてはいけなかったんだけど、目的地のACIREALE方向にとりあえず進んでいく。
カターニアのCentro(中心街)の方に出る。とにかく、海沿いに行けばそのうちあるでしょ、っと久しぶりの左ハンドル運転にてこづりながらとにかくぶっとばす。
でも中心街は混んでいてなかなか進まず、ぬけた海沿いの道も景色がきれいだけど車も多い。
地図で見たのよりだいぶ遠い感じがする、やっと約束の時間には間に合いそうにないが、ACIREALEという街の看板が出てきた。そそくさと左折してチェントロ方向にすすむ。(ベナンティの道案内の紙は印刷してきたのだが、地図はほとんど解読できず)とりあえず街の人に尋ねる。ぜんぜん遠い、まだまだ先へ走って山に入らないといけないと言われる。
約束の時間を過ぎてしまったので連絡して、迷子なことを伝える。
リサさん電話で道案内をしてもらいながら、何とか近くまでたどり着いたがまたわからなくなって車の設備工場のお兄さんに尋ねると、バイクで案内するからついて来なっ。ビュンビュンとばす50ccに必死について行き、「この道が探してる道さ。後は何番か見ながら探してみな。じゃな」とかっこよく立ち去るおにいちゃん。ありがとう。イタリアで生活しているとこういうことがよくある。本当に親切のレベルが高いなぁ。

やっとたどり着いたベナンティのカンティーナはそれほど思ったほど山の中というわけではなかった。でも古い、昔から使っていたワイン製造所をそのまま保存されていて、歴史的にずっとここでワインを作られていた場所であることがわかる。

<
BenantiのLisaさんとI VigneriのSalvo Foti さん。

お二人のワイナリーのHPはこちら
Benanti (ベナンティ)のホームページへ
I Vigneri (イ ヴィニェーリ)のホームページへ
Lisaさんには「いったいどこまで行ってしまったの?東京に帰っちゃったかと思ったわよ!!」と冗談を言われて、「本当にごめんなさーーい!!」と恐縮する。LisaさんはBenantiの輸出マネージャーを担当されている方だが、とてもイタリアの”働く女性”を絵に描いたような方で、全てに明確で迷いがなく言いたいことは全て言う。というとても感じの良い女性。私はこういう女性が大好きだ。
とてもエネルギーを感じる。若々しくて14才の子供がいるようには見えない。
Salvoさんもたぶん同じ位の年だと思う(彼は後での会話で46歳らしい事がわかった)んだけど、もっと年上に見える。
さっそくベナンティのまず白ワイン 「Pietramarina '98」からテイスティングをはじめる。
香りには少しバターを入れて硬く焼いたパンの様な香りから、少し時間を置くと、柔らかくて水々しい甘い香りに変わる。

そして、「Serra della Contessa '98」このワインは、Nerello Mascalese(ネレッロ・マスカレーゼ)とNerello Capuccio(ネレッロ・カプッチョ)という2種類のぶどうを使って作られているのですが、100年以上前からの昔ながらのやり方(アルベレッロ方式)で植えられ育てられたぶどうを使っています。
このやり方は時間も手間も、現代のやり方と比べると何倍もかかる為、今はやる人はほとんどいません。実際、このアルベレッロの畑はあっても手入れがされず放置され、荒れ果てた状態になっている所も多いのです。
この辺の事については、また詳しく畑の情報と一緒にお伝えしたいと思います。
大樽で1年熟成したあと、バリックという小樽で18ヶ月寝かせてから瓶詰めします。
ふくよかでこなれた感じの樽の心地よい香り。いやみがなくまるで上等なブルゴーニュのワインです。
次に、「Rovitello」どうして後にロビテッロなんだろう?と不思議に思ったのですが、こちらは大樽には入れずにステンレスタンクで1年の後、バリックで12年、大樽に入れない分こちらのほうが若々しくてパワーを保っている。こちらもアルベレッロだけど約80年の畑。こちらの方が標高が高く、収穫の時期も遅い。


この後、「Etna Rosso」明るく陽気なイメージのイタリアらしさをより感じるワイン。甘さもあるけど酸味もはっきりしていて重さは中くらい。
これはまだ日本では販売されていないワイン。

このテースティングでは、ワインのマーケティングの話まで及ぶ。今は、モスクワでワインのマーケットが上昇しているそうで、後はメキシコなどがこれから始まりつつある、との事。日本は小さなマーケットでアメリカのサブプライム問題からの不況をもろにかぶってしまっている。でも、モスクワ経由で来る時によったモスクワ空港の雰囲気にはそんな空気は感じなかったけどなぁ・・・確かに、やたらと高いワインが棚にたくさん並んでいたし、ユーロキャーヴのセラーを置いているデューティーフリーショップもあったけど、空港で働いている人達からワインを楽しむような感じの国民性は感じられなかったなぁ。
貧富の差は激しいのでしょうが、これからはロシアのマーケットに期待です!!
ティスティングも終わり、リサさんと別れていったんSalvoさんと I Vigneri のAgriturismo(宿泊施設)に連れて行ってもらう。今日は、こちらに泊めていただく事に。


いったん荷物を置いて、またお昼ご飯を食べに一緒に出かける。
ここは、Salvoさんのオススメの店でおばあちゃんが料理をして出している、郷土料理が食べられるお店です。挨拶をして厨房を一通り案内してもらう。とても家庭的な料理がさまざま並ぶ。これは美味しそうなものが食べれそうだ。



早速席に着き先ほどのテイスティングの残ったワインを注いでかんぱい!
私たちは、この辺ではどこの店でもやっている「アンティパスト ミスト デッラ カーザ」(もしくはノストラーノ・・・など)
を二人で一皿。数種類の前菜が少しずつ味見できる料理。野菜を使ったものが中心だけど、プロヴォロチーズやリコッタ アル フォルノ(リコッタチーズをオーブン釜に入れて焼いた物)などがそのままのっていたり、モッツァレラチーズを生ハムで巻いてセモリナ粉をつけてフリットしたものなどチーズを使った物が意外と多い。

プリモには私は、Panzotti in salsa di noci ripieno di ricotta e spinacci
・・・・・リコッタチーズとほうれん草を詰めたパンツォッティというラヴィオリ クルミのクリームソース

ももちゃんは Pappardelle ai Funghi
・・・・パッパルデッレ きのこのソース

どうしても、Osobuco(オーソブーコ)は食べてみたかったので二人でひとつ注文。食べきれないのは解っているんですけど。。。

ここで、I VIGERI (Salvoさんのワイナリー)の”Vignupetra '05"をテイスティング。
ぶどうのもつ甘みの凝縮した感じがそのままワインになってナチュラルにいやみひとつなく、すっと体に入ってくる。このワインのぶどうは私たちが今日泊まるところで育ったぶどうだ。なんだかもう、愛着を感じてしまう・・・・

まだ発売前のヴィンテージで、若さがあるけど全然もう楽しめる。これからエチケットを付けて日本に送られることでしょう。
この人のこだわりは、手間隙がどれだけかかっても、それだけ愛情を注がれて育ったワイン。
昔ながらのアルベレッロをとにかく復元して機械化のワイン作りとの一線を引くこと。
私が思うに、誰の目にもきっとあきらかなことってありますよね。とくに料理や食物の世界では、安全で美味しい物を作るにはそれだけたいへんな手間と時間がかかります。この手間ひまを時給計算しちゃったら大変な金額。収益率はゼロ。赤字でしょう。
パスタフレスカにも同じようなことが言えると思います。今はイタリアでもパスタフレスカを販売用に作るのはほとんどが機械生産。手で作っていては生産性が合いません。
だけど、誰の目にも美味しいのはどちらか、あきらかなんです。
利便性を採るか、より美味しい物を選ぶのか。私たちは、選択することが出来る必要がありますね。
さて、やはり食べきれなかったけどとても美味しくいただきました。Salvoさんはというと注文したのはOsobucoのみ。パスタは食べないの?と質問すると、「太るから週に1度しかパスタは食べないんだ」との事。でもその割には「ここのは最高なんだ・・・」とTorta di ciocollata(チョコレートケーキ)を注文。
ひと口いただいたら確かに美味しい!

ここで、収穫の時期で忙しいSalvoさんとはお別れ。付き合っていただいた事に感謝です。

朝5時45分発のプルマンに乗ってカターニアに出発。カターニア行きのプルマンはパレルモ・チェントラーレの駅を正面からみて左側の脇に入った道沿いにバス会社の事務所が何社か並んでいて、そこに時刻表が貼り出してあります。チケットもそこで買うことが出来ます。
その日はカターニアから50kgくらい離れている”BENANTI”というカンティーナに10時に伺う約束をしているので、カターニアの空港でレンタカーをピックアップして、カンティーナに向かうつもりです。予定より少し早い8時10分頃に空港に到着。レンタカーは8時半からしかやっていないので、到着ロビーにあるバールで朝食をとる。PANZOROTTOというまぁるい


パンのようなクッキーのようなものにチョコクリームが入っている。これは、かなり美味しい!7月に石垣島に行ったときも、これに似たもので中にピーナッツリームが入ってるものがあったなぁ・・・
そして予約しておいたHERTZへ。出発・到着の建物から歩いて2~3分のところにレンタカー会社が8社くらい入っている小さな建物がある。中に入るとHERTZだけが行列。私も日本で色々と調べたのですが、8社のうち2社はインターナショナルなAVISとHERTZ、あとはイタリアの会社で、イタリアの高級車や500(チンクエチェント)をレンタル出来たりする会社もあって、リッチな旅には是非利用したいところ。だけどもだけど、とにかく一番安いという条件で決めたのがHERTZ。なのでこの行列なんだと思う。
ここでも思ったほどてこづる事もなく(少し並んで待ったが)FORD社の車のキーをゲット。
レンタカー会社の駐車場を出たはいいけど道案内も何もないのでお兄さんに尋ねるがよくわからず。とりあえず進め!ということで本当はAutostorda(高速道路)に乗らなくてはいけなかったんだけど、目的地のACIREALE方向にとりあえず進んでいく。
カターニアのCentro(中心街)の方に出る。とにかく、海沿いに行けばそのうちあるでしょ、っと久しぶりの左ハンドル運転にてこづりながらとにかくぶっとばす。
でも中心街は混んでいてなかなか進まず、ぬけた海沿いの道も景色がきれいだけど車も多い。
地図で見たのよりだいぶ遠い感じがする、やっと約束の時間には間に合いそうにないが、ACIREALEという街の看板が出てきた。そそくさと左折してチェントロ方向にすすむ。(ベナンティの道案内の紙は印刷してきたのだが、地図はほとんど解読できず)とりあえず街の人に尋ねる。ぜんぜん遠い、まだまだ先へ走って山に入らないといけないと言われる。
約束の時間を過ぎてしまったので連絡して、迷子なことを伝える。
リサさん電話で道案内をしてもらいながら、何とか近くまでたどり着いたがまたわからなくなって車の設備工場のお兄さんに尋ねると、バイクで案内するからついて来なっ。ビュンビュンとばす50ccに必死について行き、「この道が探してる道さ。後は何番か見ながら探してみな。じゃな」とかっこよく立ち去るおにいちゃん。ありがとう。イタリアで生活しているとこういうことがよくある。本当に親切のレベルが高いなぁ。

やっとたどり着いたベナンティのカンティーナはそれほど思ったほど山の中というわけではなかった。でも古い、昔から使っていたワイン製造所をそのまま保存されていて、歴史的にずっとここでワインを作られていた場所であることがわかる。

<BenantiのLisaさんとI VigneriのSalvo Foti さん。

お二人のワイナリーのHPはこちら
Benanti (ベナンティ)のホームページへ
I Vigneri (イ ヴィニェーリ)のホームページへ
Lisaさんには「いったいどこまで行ってしまったの?東京に帰っちゃったかと思ったわよ!!」と冗談を言われて、「本当にごめんなさーーい!!」と恐縮する。LisaさんはBenantiの輸出マネージャーを担当されている方だが、とてもイタリアの”働く女性”を絵に描いたような方で、全てに明確で迷いがなく言いたいことは全て言う。というとても感じの良い女性。私はこういう女性が大好きだ。
とてもエネルギーを感じる。若々しくて14才の子供がいるようには見えない。
Salvoさんもたぶん同じ位の年だと思う(彼は後での会話で46歳らしい事がわかった)んだけど、もっと年上に見える。
さっそくベナンティのまず白ワイン 「Pietramarina '98」からテイスティングをはじめる。
香りには少しバターを入れて硬く焼いたパンの様な香りから、少し時間を置くと、柔らかくて水々しい甘い香りに変わる。

そして、「Serra della Contessa '98」このワインは、Nerello Mascalese(ネレッロ・マスカレーゼ)とNerello Capuccio(ネレッロ・カプッチョ)という2種類のぶどうを使って作られているのですが、100年以上前からの昔ながらのやり方(アルベレッロ方式)で植えられ育てられたぶどうを使っています。
このやり方は時間も手間も、現代のやり方と比べると何倍もかかる為、今はやる人はほとんどいません。実際、このアルベレッロの畑はあっても手入れがされず放置され、荒れ果てた状態になっている所も多いのです。
この辺の事については、また詳しく畑の情報と一緒にお伝えしたいと思います。
大樽で1年熟成したあと、バリックという小樽で18ヶ月寝かせてから瓶詰めします。
ふくよかでこなれた感じの樽の心地よい香り。いやみがなくまるで上等なブルゴーニュのワインです。
次に、「Rovitello」どうして後にロビテッロなんだろう?と不思議に思ったのですが、こちらは大樽には入れずにステンレスタンクで1年の後、バリックで12年、大樽に入れない分こちらのほうが若々しくてパワーを保っている。こちらもアルベレッロだけど約80年の畑。こちらの方が標高が高く、収穫の時期も遅い。


この後、「Etna Rosso」明るく陽気なイメージのイタリアらしさをより感じるワイン。甘さもあるけど酸味もはっきりしていて重さは中くらい。
これはまだ日本では販売されていないワイン。

このテースティングでは、ワインのマーケティングの話まで及ぶ。今は、モスクワでワインのマーケットが上昇しているそうで、後はメキシコなどがこれから始まりつつある、との事。日本は小さなマーケットでアメリカのサブプライム問題からの不況をもろにかぶってしまっている。でも、モスクワ経由で来る時によったモスクワ空港の雰囲気にはそんな空気は感じなかったけどなぁ・・・確かに、やたらと高いワインが棚にたくさん並んでいたし、ユーロキャーヴのセラーを置いているデューティーフリーショップもあったけど、空港で働いている人達からワインを楽しむような感じの国民性は感じられなかったなぁ。
貧富の差は激しいのでしょうが、これからはロシアのマーケットに期待です!!
ティスティングも終わり、リサさんと別れていったんSalvoさんと I Vigneri のAgriturismo(宿泊施設)に連れて行ってもらう。今日は、こちらに泊めていただく事に。


いったん荷物を置いて、またお昼ご飯を食べに一緒に出かける。
ここは、Salvoさんのオススメの店でおばあちゃんが料理をして出している、郷土料理が食べられるお店です。挨拶をして厨房を一通り案内してもらう。とても家庭的な料理がさまざま並ぶ。これは美味しそうなものが食べれそうだ。



早速席に着き先ほどのテイスティングの残ったワインを注いでかんぱい!
私たちは、この辺ではどこの店でもやっている「アンティパスト ミスト デッラ カーザ」(もしくはノストラーノ・・・など)
を二人で一皿。数種類の前菜が少しずつ味見できる料理。野菜を使ったものが中心だけど、プロヴォロチーズやリコッタ アル フォルノ(リコッタチーズをオーブン釜に入れて焼いた物)などがそのままのっていたり、モッツァレラチーズを生ハムで巻いてセモリナ粉をつけてフリットしたものなどチーズを使った物が意外と多い。

プリモには私は、Panzotti in salsa di noci ripieno di ricotta e spinacci
・・・・・リコッタチーズとほうれん草を詰めたパンツォッティというラヴィオリ クルミのクリームソース

ももちゃんは Pappardelle ai Funghi
・・・・パッパルデッレ きのこのソース

どうしても、Osobuco(オーソブーコ)は食べてみたかったので二人でひとつ注文。食べきれないのは解っているんですけど。。。

ここで、I VIGERI (Salvoさんのワイナリー)の”Vignupetra '05"をテイスティング。
ぶどうのもつ甘みの凝縮した感じがそのままワインになってナチュラルにいやみひとつなく、すっと体に入ってくる。このワインのぶどうは私たちが今日泊まるところで育ったぶどうだ。なんだかもう、愛着を感じてしまう・・・・

まだ発売前のヴィンテージで、若さがあるけど全然もう楽しめる。これからエチケットを付けて日本に送られることでしょう。
この人のこだわりは、手間隙がどれだけかかっても、それだけ愛情を注がれて育ったワイン。
昔ながらのアルベレッロをとにかく復元して機械化のワイン作りとの一線を引くこと。
私が思うに、誰の目にもきっとあきらかなことってありますよね。とくに料理や食物の世界では、安全で美味しい物を作るにはそれだけたいへんな手間と時間がかかります。この手間ひまを時給計算しちゃったら大変な金額。収益率はゼロ。赤字でしょう。
パスタフレスカにも同じようなことが言えると思います。今はイタリアでもパスタフレスカを販売用に作るのはほとんどが機械生産。手で作っていては生産性が合いません。
だけど、誰の目にも美味しいのはどちらか、あきらかなんです。
利便性を採るか、より美味しい物を選ぶのか。私たちは、選択することが出来る必要がありますね。
さて、やはり食べきれなかったけどとても美味しくいただきました。Salvoさんはというと注文したのはOsobucoのみ。パスタは食べないの?と質問すると、「太るから週に1度しかパスタは食べないんだ」との事。でもその割には「ここのは最高なんだ・・・」とTorta di ciocollata(チョコレートケーキ)を注文。
ひと口いただいたら確かに美味しい!

ここで、収穫の時期で忙しいSalvoさんとはお別れ。付き合っていただいた事に感謝です。


















